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2013年8月15日 (木)

映画 「少年H」~焼夷弾と カーチス・ルメイ

この夏、戦争を題材とした映画が複数上映されている。
 「終戦のエンペラー」も印象的だったが、
この「少年H」は「最愛の大地」とともに最も優れていると思うし、
過去の邦画の中でも屈指のデキに違いない。

文字通り、少年Hを演じた吉岡竜輝(たつき)君が素晴らしい。

池 頼広 氏による劇中音楽はややうるさい。
意欲的ではあるが、もう少し控え目なほうが好ましいように思う。

戦時下に入っての様子もリアルで、空襲での焼夷弾投下
による木造家屋が次ぎ次に炎上していく様は凄まじい。

この、日本の家屋が木造ゆえ燃えやすいことに着眼して、
通常の爆弾よりも「安価で効率的な殺戮手段としての焼夷弾」
の開発責任者であり、
3.10東京を含む国内主要都市への攻撃の最高責任者だった
 カーチス・ルメイに対して、戦後、「自衛隊育成に貢献した」
という名目で日本政府は彼に勲章を授与している。

この驚くべき「自虐行為の最たる行為」について、その後、
自民党や右翼は知らん顔して言及や検証を避けて来ている
のは、日本人として卑怯だと思う。

この授与案に対して昭和天皇はさすがに難色を示し、
佐藤栄作首相も反対したのに、事実上、
当時の防衛族議員らによってほとんど強引にそして
 「こっそり」授与されたのだ。

当然、天皇や総理は式典に全く関与しなかったという異常な
状況下での授与だった。
陛下が反対したことを行ったわけで、これが反逆罪、
国族、非国民以外の何だろう。

このことは既にブログで2回書いたし、
朝日新聞にも掲載していただいた。
掲載日は2011年3月11日。
そう、「あの日」の朝刊だった。

ルメイについては、仕事からリタイアしてから再度じっくり
徹底的に検証し、本として出版しようと思っている。

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