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2013年8月26日 (月)

高濃度放射性物質汚染水による海汚染は深刻な事態

東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度の放射性物質を
含んだ汚染水が漏れた問題について、東電は21日、
汚染水が近くの排水溝を通じ外洋に流出した可能性があるとし、
原子力規制委員会は 同じタイプのタンクからの漏えいも考える
べきだとして、汚染水を別の場所に移すことを検討するよう
東電側に求めた。

1リットル当たり8000万ベクレルの放射性物質が含まれた
タンク内の水が300トンが漏えい。
タンクから海までの距離は直線で約500メートル。

地下水が炉心に流入していることは特に重大。
毎日大量の汚染水が発生しているわけだ。
この状況は、国際的情報化時代ゆえ、
 「隠蔽」などもはやできやしない。

ドイツ、イギルスBBCやフランスのニュースでも大きく報道されて
いて、一般市民からの関心も高く、ドイツの新聞では1面に掲載
されたという。

日本人の関心がいまいちのような感じがする。
日本人の多くが「もう、どうでもよい。東電の問題だ」と醒めて
いるのかもしれないし、その心情自体は理解できるが、しかし、
事態が深刻化している以上、そうは言っていられないはずだ。
欧州からみると日本全体(主に政府)の問題として受け止める
のは当然だろう。

国際的には特に「海を汚す」ことにはすごくナーヴァスに
とらえているはずで、個人的はこれで「東京五輪は無くなった」
と思っている。
少なくとも欧州の人たちの感性というのはそういう判断が
有りうるくらい「海と放射能汚染」はありえないほど
深刻に受け止めるはずだ。

それに気付かない日本人が多いとしたら、その鈍感さに呆れる。

もちろん、東電の相変わらずの杜撰(ずさん)さ、いい加減さ
にはウンザリする。
モニタリング記録をとらないなんて有り得ないはずだ。論外だ。

300トンの汚染水漏れのタンクの継ぎ目を溶接にせずに、
ゴムのパッキングを使っていたという。放射線によって劣化する
ことぐらい、素人だって解るだろう。
相変わらずの「安全よりコスト削減、儲け重視」。


8月25日の東京新聞でも、山口二郎さんが「恥を知るべし」と
題し、
 「日本人は事の重大さを理解していない。日本はもはや
  地球全体の迷惑者だ。まして、他国に原発を売り歩くなど
  狂気の沙汰。日本人が名誉と責任を重んじるなら、
  汚染水流出を食い止めるためにあらゆる手段を
  とるべきだ。
  政府や東電の無為無策を傍観しているわれわれも、
  他国からみれば恥知らずの民族だ」
と厳しく言及している。

また、27日の東京新聞では、海外報道について
 「世界が注目 政府との落差」と出して、
日本の甘さを厳しく指摘している海外メディアの言動を紹介
している。例えば、

①英国BBC
  「東電や政府が認めたいと思っているレベルより、
  はるかに危ない状況と懸念している」

②英国インデペンデンス紙
  「日本政府は過小評価し、東電は問題を組織的に隠してきた」

③米国ウォールストリートジャーナル
  「状況は悪化している。事故以来、最悪の危機に直面している」

④ドイツ、フランクフルトアルゲマイネ
 「東電はこれまでもウソをついては暴かれてきた。
  一体何を学んできたのか?」

と、海外は認識し、伝えているのだ。

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