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2013年4月 1日 (月)

宇宙人=地球外知的生命体はもちろんいる   国立天文台副台長の渡部潤一さんのコラム

「講演会などで、よく聞かれる質問の1つが宇宙人の存在である。
  「そりゃ、いますよ」と答えると、かなりの人が驚くが、
 天文学者は地球外知的生命体(宇宙人)の存在を楽観している」

3月22日の日経新聞夕刊のコラム「あすへの話題」で、
国立天文台副台長の渡部潤一さんがこう書き出している。

  「そうだろうな」、と思う。

これは「夢でもロマンでもない。
極めて<物理的な事象>に過ぎない」からだ。

渡部さんは続ける。

「(天動説から地動説へ等)天文学(の発展)は、人類が
  何ら特別の場所に生まれたわけではないことを明らかにして
  きた、といえる」
「太陽系を呑み込んでいる銀河系には、1000億個も
  星があるという。そして、そのような星の集団=他の銀河系は
  さらに宇宙には1000億グループもある、と言われている」

とまあ、記の遠くなるような、というか、想像もつかない状況だ。

さらにこう書いている。

「地球と似た環境を持つ惑星は無数に存在し(ているがゆえ)
  様々な形で生命が発生・進化して、文明を築いていることを
  天文学者はほぼ確信している」

「実際、近年では恒星の周りに惑星が続々と発見され、
  中には地球のようなものも見つかっている。
  地球類似惑星は、この(我々の)銀河系だけでも
  1億個はあると考えられている」

ますます、気の遠くなる話だが、要するに、

「太陽(恒星)と地球との関係性により誕生(発生)した地球
  という惑星の物理的状況条件と同等の、あるいは
  よく似た惑星が在るなら、すなわち、
  太陽と地球との距離とか温度とか諸々の条件が似ていれば、
  ちょうど地球に多種の動植物が誕生し、
  人類が誕生したように、
  その惑星には何らかの生命体がいる~それも場合によっては
  高度の知的能力や技術を獲得している生命体が生存し、
  活動しているということは<ごく普通のこと>ではないか」

ということだ。 全くそのとおりだろうな、と思う。

逆に、
「存在していないということを理論付けて言うことのほうが難しい」
だろう。
なぜなら、地球そのものが、生命が誕生することの最も雄弁な根拠
として存在しているからに他ならない。


もちろん、その生命体が、どのレベルの時間軸にいるか、
すなわち、地球でいう原始時代や恐竜時代なのか、あるいは
今の人類さえも遥かに超えた高度な知性と技術等を
獲得し得た時代にいるか、ということは別問題であり、
それはもちろん判らない。

渡部さんは1週間後の29日の同夕刊で、
「天文学者は宇宙人の存在をほぼ確信しているという話を、
 先週この欄で紹介したが、反響は大きかった」としつつ、
 ただ、実際にコンタクト(接触)できるかどうかという点に
 ついては、存在自体には楽観的な天文学者の間でも
 意見は分かる、と伝えている。

すなわち、「コンタクトするには、両者の文明が共に一定の
技術レベルを獲得している必要がある」からで、
「こちらが(高度の)電波通信技術を持っていても、
 相手が原始人レベルだったらダメ」で、逆に、
 「相手が技術文明に到達していても、その頃に
  こちらが滅んでいたら成り立たない」のだ、と。

言い換えるなら、<どこかにいる別の彼ら>が、
仮に今の人類と同等のレベルであるなら、ちょうど地球人による
有人飛行がまだせいぜい月までで留まっているように、
<別の彼ら>も、遠いところに飛んで行けないでいるゆえ、
彼らもまた地球(人)の存在を知らないでいる、
 <それだけのこと>なのだ。


それでももちろん、果てしない時空の中で、
<相手~それも多分複数の惑星の~の文明は
 どのくらいのレベルか?>への想像は楽しい。

もし、今、<地球人よりも高度な生命体>が地球に
やって来たら、スマホを見て、
「まだそんなことやってるの? そんな技術の段階なの?」
と言うかもしれない。

そして、敢えてロマン的なことを言うなら、
彼らはたぶん生物学的には、数学やIT的技量は獲得
している、あるいは容易に獲得していくように想うのだが、
では はたして、

「音楽や美術や文学といったアートというものを
 彼らが生み出しているだろか?」

ということには、とても興味を覚える。

そのような「心」に関する表現を生み出しているだろうか?
いや、「心」という目に見えないモノに対する次元なり
事象なり概念が生じているのだろうか?」と。


なお、渡部さんは、29日の記述の最後で、もし宇宙人と
コンタクトできたとき、

「活躍するのは日本人かもしれない。何しろ昔は中国、
 明治以降は西洋、戦後は主にアメリカから様々な文化を
 取り込み、我がものとしてきたからだ。
 クリスマスを祝った1週間後に初詣に行く国など
 世界的に珍しい。
 異星文明に対峙したとき、日本人の精神的柔軟性が
 生かされるだろう」

と、結んでいるのが面白い。

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