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2013年4月 6日 (土)

長谷川陽子さん 朝日カルチャー講座

10代のころからずっと活躍されているチェリストの
長谷川陽子さんが、朝日カルチャー講座で、
ブラームスのソナタ第2番へ長調についての講座を行ったので、
楽譜持参で拝聴した。
ピアノは彼女の桐朋学園時代からの友人でもある
 干野宜大(ほしの たかひろ)さん。

陽子さんは、楽譜を実写スコープで幕に映しながら、
部分的に弾きながら、楽章ごと解説していった。

いかんせん、90分という限られた時間内で進めることもあり、
相当苦心されていたようにも想えたが、それでもとても充実した
内容だった。

例えば、同じスフォルッツァンドでも場面によっては
ニュアンスが異なる(ように弾くことが大事である)こと、
テヌートも同様等、記譜された専門用語の具体的な解説のほか、
ピッツィカートもいろいろな弾き方はじき方がることを
実際にはじいて聞かせてくれた。

また、そうした学術的な表現だけでなく、例えば、
 「このフレズは、ブラームス特有の<ため息>です」とか、
 「Aでは元気な気持ち、でもBでは<ダメじゃん>と思い、
  それでも、Cに来て<ほら、やはり希望があるんだよ>」、
というように、感情の移行を解り易い言葉で伝えていたことも
実に印象的だった。

また、
「ここでは、ピアニストがこう弾いてくれるとチェロ奏者としては
 やり易い」というような、
アンサンブル上の「掛け合い」でのポイントにも言及されるなど、
実に有益な内容だった。

専門的ハイレベルな内容だったので、直接 何かの楽器の
演奏経験が無い参加者にはちょっと難しかったかもしれないが、
それでも、
 「音楽家って、ああやっていろいろ考えながら弾いているんだ」
ということは周知されたかと想う。

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