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2013年4月13日 (土)

アウン・サン・スー・チーさん来日を喜ぶ     感慨深い再来日を大歓迎したい

アウン・サン・スー・チーさんがとうとう来日した。
深い感慨を覚え、大いに喜ぶ。

その前に、ミャンマーという国名は、軍事政権が勝手に
名付けた国名で、スー・チーさんには不本意なことを承知して
いるが、ここでは現実への妥協というよりいわば便宜的に
使用する。

それにしても、軍事政権下において、のべ15年間という
長い軟禁生活をよくぞ無事くぐり抜けてくれたものだ。
最悪の場合は、殺害されてもおかしくない状況だっただろう。

さすがに、軍事独裁政権といえども、
アウン・サウンの娘にして知性豊かな彼女の扱いには
一定の配慮を置いたわけだ。

2011年に現 テイン・セイン体制に替わって、
より速いスピードで変化しているようだ。
経済発展もいよいよ土台がしっかりしつつあるらしい。

スー・チーさんも、軍部と対立するのでなく~むろん
命を助けてくれたなどというレベルでの恩義的妥協ではなく
 ~真にミャンマーの発展、国民により良い状況を
もたらすため、まずは憲法を改正すべく、そのためにも
現状、議会の4分の1を法的に軍部が議席を占めている
ことから、彼らに歩み寄って話し合いを重ね、最終的には
軍部の相当数から自分の考えに賛同を得るため、
現実路線をとり始めた。

これまでのスー・チーさんシンパの中には違和感や
極端な場合「裏切り者」呼ばわりする人もいるようだが、
現実路線を支持する。

とにかく現実を変えることが政治家の仕事であり、
外野から「反対」を叫んでいるだけでは何も変わらない
はずだから。


追記
16日、皇太子殿下とオックスフォード依頼の再会を
果たされたことも本当に素敵なニュースだ。

NHK「クローズアップ現代」~国谷裕子さんのインタビューで
国谷 「スー・チーさんは、かつて、政治家には魅力を感じない
    と語ったことがありましたが」

スー・チー 「人は魅力を感じるものにだけ行動を起こすとは
   限りません。したいことだけをするということでなく、
   やらなければならないことをするのもまた人間なのだと
   思います」

国谷 「大統領になる自信はありますか?」

スー・チー「可能性はもちろんあります。しかし、
   自信があるか?と聞かれた場合の答えは「判らない」
   ということです。それは私が決めることではなく、
   人々が判断して投票して決めることだからです」

なんという聡明さと自信と謙虚さのバランス感覚だろう。
彼女は「アウン・サン将軍の娘」という立ち位置を
 とっくに卒業しているのだ。

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