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2012年8月21日 (火)

山本美香さん悼む

山本美香さんと佐藤和孝さんは、2003年のアメリカによる
バクダッド空爆が開始されたときの現地でのフィルムが
印象的だった。
その山本さんが戦場で被弾により亡くなった。残念でならない。

確か三浦綾子さんだったと思うが、
 「世の中の事象というものはほとんど全て
  「自分に関係ない、というものは無い」のだ。
  どこかかしこで私たちは関係し得るのだ」
という主旨のことをどこかで書いていた。

今年2月、国連安保理で、反体制デモへの弾圧を続ける
シリア政府を非難、暴力の即時停止を求める決議案が採決
されようとしてたとき、ロシアと中国が拒否権を行使し否決
された。

私はフェイスブックで、そしてこのブログでも2月27日付けで
 「国連安保理 拒否権不要論」と題して
 中国とロシアの愚行を批難した。

歴史に「たら、れば」は無いし、国連にいかほどの影響力が
あるかということはあるにせよ、あのとき決議されていたら、
もう少しシリア国内の状況は違っていたと思うし、
山本さんが死亡することは無かったと想える。

なお、意外なことにと敢えていうが、スポーツ新聞の
 「東スポ」が横たわる山本さんの写真を第一面に掲載
 している。
見るのは辛いが、こうした写真を掲載できない大手新聞って
何だろう?とは思う。

それでも日本テレビのニュースで、アレッポに入って行き、
撃たれる直前の山本さん自身による映像が放映されたことは
貴重だった。山本さんは銃撃される直前まで、
町の住民~女性や子供がそこに生きている状況を
迷うことなく撮影していた。
そのカメラが揺れ、止まる直前まで。

父親に抱かれた小さな子供を「かわいい」と言った後、
ほどなく彼女は撃たれてしまったのだ。

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