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2012年8月24日 (金)

被災者のご遺族から届いたメール

突然知らないかたからメールをいただいた。
以下姓名は伏せさせていただく。

 「○○大祐と申します。震災から、ようやく初めて
  息子の名前(龍之介)を検索してみて、
  2011年4月10日の日記(私のブログのこと)に
  息子の名前があり、ただただ、メールをしてみました。
  悲しみを思っていただきありがとうございます」

どういうことを書いたか確認してみると、確かに
昨年の4月10日付けで
 「死亡者の名簿から 悲しみに寄せて」
と題し、こう書いた。

 「毎日、新聞には次々と死亡者名が掲載される。
  しかし考えてみれば、それは「発見された」ということ
  だから、ご遺族にはむしろ「見つかってよかった」という
  ことなのかもしれない。
  誰もが知るようにご年配者、お年寄りが多い。
  70歳前後のかたが非常に多いのは土地柄や時間帯の
  関係でもある。

  そうした中に残念ながらもちろん年端の行かない人も
  多数いる。
  正直に言えば特にそうした幼い年齢と名前を「見たくない」
  から死亡者名の紙面は見ないようにしている。
  サッとは見るが、見れば見るほど「キツイ」ので誰しも
  この現実は「見たくない」に違いない。

  死亡者名を見て、例えばこう想像する。
  ○○夢人(5歳) 東松島市 夢人君、なんて、
  ご両親はきっと優しくロマンティストだったのだろうな、
  と思うし、
  ○○龍之介(7歳) 東松島市 龍之介君。
  今どき「龍之介」と名づけるなんて、お父さんかお母さんが
  芥川龍之介のファンなのだろう、と想像することができるし
  ~(以下省略)」

その龍之介君のお父さんからのメールだった。
書いたことさえ忘れている私に気付いた。
 「私の中の風化」に愕然とし、申し訳ない思いで
いたたまれず丁重に返信をさせていただいた。

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