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2012年8月15日 (水)

ロンドン五輪を振り返って~メモから その2

  卓球

 団体女子
愛、メダルに号泣「長かった」
「フジカキ」が選手村に戻ったとき、福原愛さんが
藤井選手に抱きついて、「良かったね」と
自分のことのように号泣した。
その翌日、卓球女子チームにメダル。

 個人
石川さん、残念だったが、2008年 北京のときは
彼女は観客席で観戦していた。
その年の世界ランクは106位。現在はなんと6位。
世界中の大会に武者修行で出てランクを上げてきた
のだ。
これだけの精進を重ねてきた19歳を讃えない人は
いないだろう。


  サッカー

サッカー2題~皮相な一般論や先入観を排せ
         皮相な一般論キレイゴトを排す
 その1
バドミントンのいわゆる無気力試合は、いくらトーナメントを
有利にするためとはいえ、あまりにもヒドかった。
ひるがえって、「なでしこ」VS南ア戦もそういう指摘や
批判をする人がいるし、一部新聞投書もあったが、
これはちょっと違う、と擁護しておきたい。

確かに一見ダルな試合に見えたし、日経新聞の
ネットニュース記者は
 「なぜ、堂々と勝負というフェアプレイしない?」
と書いていたが、これは、まるで見当外れの呑気で
キレイ事であると反論する。

佐々木監督の狙いは言うまでもなく、
① 強行日程ゆえ先発メンバーを休ませるとともに、
 控えの選手もいつでも活躍できるようにピッチで慣らす。
②予選最終戦で勝って(スウェーデンが負けて)
 1位通過した場合、本選第1戦がいきなりフランスか
 アメリカとなるので、それは避けたい。
③そして何よりも、これが肝心なのだが
 ~佐々木監督自身が言っているが~1位通過すると、
 この使い慣れてきたカーディフ競技場ではなく、
 飛行機とバスで8時間かかるグラスゴーの競技場で
 行うことになる。
 体力的にきつくなるうえ、足場の状況を把握する
 ことも1から出直しになる。

この③が最大の理由。この③にもかかわらず、もし、
 「全勝1位で決勝ラウンドへ」などと言う監督だったら、
それこそ逆の意味での鬼に違いない。
この③からも、日経の記者は現場とかスポーツを
まるで理解できていないとしか言い様がないのだ。

そしてそれでもなお、佐々木監督は苦しい胸の内を
明かす。
 「多くの人が応援しているのに、こういう
  (ドロー目的の)試合を選手たちにやらせて
  申し訳ない。責任はオレがとる」。

選手たちももちろん割り切っている。岩清水が言う。
 「目的は金メダルだから割り切れる」。

しかも、選手たちは少なくとも負けようとはしなかった。
バドミントンのそれとは一緒にして欲しくない。


その2~先入観でしか言えないマスコミの愚かさ

男子サッカーは日本VSエジプトが3-0で勝利し、
1968年メキシコ大会以来のベスト4進出。
特に2点目と3点目のヘディングシュートは美しかった。
予選の初戦でスペインに勝ったとき、
週刊誌やスポーツ新聞などのマスコミの多くが
 「奇跡」と書いた。

バカ言っちゃいけません。
あのスペインチームは日本の高校生レベル。
へぼスペインに勝って
 「奇跡」だなんて、素人すぎる無見識をよくマスコミは
  恥ずかしくなく書ける」な、と思う。
モノゴトは先入観を捨てないと真実は見えてこない。
サッカーをある程度見てきた人なら、あのスペインは
 「こりゃ、優勝候補どころか、予選敗退するだろうな」
とほとんどの人は思ったはずだし、実際そうなった。

他人やマスコミによる前評判などという
 「いい加減なウワサ」ではなく、今目の前で
現実に闘っているチームがどういう状態なのかを
自分の目で見て自分で考え判断すること。
これが基本中の基本なのに、それをすることを放棄
して「ヒトの言い分だけを鵜呑みにする」。
 「スペインだから強いに決まっている」などと
勝手に先入観によって思いこんでいる。
これほど無様で非主体的な評価、報道はあり得ない。

今回の日本チームは「なでしこ」だけでなく、
男子チームもここまでに限ってはとても良い。
何が良いかというと連携、すなわちパスワークが
非常に速く、カウンターでも速攻の切り返しが
できる点。加えてディフェンスが良い点。
スペインに勝ったのは当然のことだった。

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 シュート~効率性と勝敗

ワールドカップのときのアメリカもそうだったが、
怒涛の攻撃をしているのに点が取れない、取
れても1点といかいう場合は負ける。
フランスは27本もシュートをしたのに取れたのは1点だけ。
日本は4本しかシュートできていてないのに2点。
これが日本の真骨頂というか、
今のなでしこの強さを象徴している。

すなわち、
①「ディフェンスの良さ」と
②「セットプレーからの得点率の高さ」だ。


 優しい宮間は大物
 ~試合終了直後にフランス人選手と語らう宮間

なでしこフランス戦で、実は私が一番感動したシーンは、
全てが終わった後にやってきた。
試合終了直後、宮間選手がフィールドで座り込んでいる
フランス人選手の横にいっていっしょに座り込み、
健闘を讃え、何かを話していたこのシーン。
実に印象的でちょっと泣けた。

昨年のワールドカップの決勝戦のときも、終了直後、
日本人選手の歓喜の輪に入る前に、すぐさま
アメリカチームのところに行って健闘をねぎらっていた。
あれは、優勝と同じくらい私には「衝撃的なシーン」
だった。
いくら親しいかつてのチームメイトがいるからといっても、
なかなかできることではない。
宮間ってちょっと「従来の日本人を超えた感性を
 持っている」感じがする。大物だなあ。


勝率ではなく~「なでしこ」への最後のエール

イシンバエワが金を取れなかったのは驚き。
やはり五輪は何が起きるか判らない。
女子マラソンも歴代2位の記録を持つロシアの選手が
途中棄権していた。
女子サッカーはもちろんアメリカが強い。
なでしこの対戦成績は実に 1勝24敗4分け、
と断然の負け越し。
どう見ても「過去の数字」から見ればアメリカ有利だ。

けれど「なでしこ」の貴重な1勝が昨年の
ワールドカップだった。だから、
2勝目を五輪で取ればよいだけの話。
勝率は関係ない。そのときのチームのあらゆる状況、
パフォーマンスの発揮力による。
ただし、アメリカは当然ワールドカップのリベンジとして
挑んでくる。
五輪王者はどちらか?


男子サッカー~3位決定戦=日韓戦 負けて当然。
 ヒドイ試合だった。
 論外。コメントに値しない内容。
走らない選手たち。
フィールドで歩いてどうする。
これ以上書くのは時間のムダ。以上

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