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2011年12月23日 (金)

素晴らしかった 天皇陛下の「感想」全文

天皇陛下が78歳の誕生日を迎えられ、恒例の会見ではなく、
文書で「感想」を公表された。

冒頭から「マイコプラズムによる感染症」と具体的に記され、
東日本大震災については哀悼の意と国内には強い連帯感が
生じたこと、関係者への謝意、海外からの支援に対する謝意の
後、「歴史を振り返ると」として、明治39年の三陸地震をはじめ
国内に幾度となく地震や津波の災害を受けて来たと述べられ、
いささか驚きを禁じ得なかったのは、平成5年(1993年)の
北海道南西沖地震後の慰問の際のご記憶を出されながら、
 
 「そのときの教訓が生かされていたら、より多くの人が
  助かっていたのではないかと残念に思われてなりません」

というご主旨を述べられている点は非常に印象的だ。

単に抽象的なお見舞いではなく、「相当つっこまれた言及」に
とても驚き感銘すら受ける。
そして、日本の自然環境と避難訓練の重要性について述べ、
防災に注力していく重要性について率直に言及されている。

また、寒さに向かう折、高齢者の健康を案じるとともに、
今年の各地での豪雨による被害についても哀悼だけでなく、
これも、場所によっては、

 「豪雨にもかかわらず、治水や避難に対する対策が
  講じられていたところは比較的被害が少なかった」

という指摘には、陛下の温かなお心だけでなく、
科学者としての観点からの指摘が述べられている点でも驚き、
深い感銘を覚える。


日本と関係の深いタイ王国の水害にも触れ、

 「あらためて今日の世界が様々な国の人々とともに
  生きる社会であることを感じさせるものでした」

と述べられている。

太平洋戦争開戦70年と平和について述べられ、最後に、
 「今年は災害に明け暮れた心の重い年」とし、それでも、

 「しかし、被災地の人々が厳しい避難生活の中で我慢強く耐え
  多くの人がボランティアとして被災者を支援したことは
  本当に心強いことでした。
  日本人全体がこの震災に向き合い、被災者のために
  何かの役に立とうとしていることを感じます」

と述べてられている。

深い感銘を受けるお言葉だ。


天皇皇后両陛下は東北3県、茨城県、那須の御用邸近くの
避難所、都内の避難所、千葉県の工場などへの慰問という
お忙しい行動をされた。
しかも陛下は決してご体調が最高度に良いわけでなないにも
かかわらず、である。

総理大臣が替われば任命式、不祥事などで大臣が
替わるたびに認証式をしなければならない。
政治家は肝に銘じるとともに、
今後は更にご公務を減らすことが周辺関係者の仕事に違いない。

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