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2011年10月16日 (日)

「題名のない音楽会」 第2回 歌ってみましょう

この日放送に「題名のない音楽会」は4月に続く
 「歌ってみましょう」の第2弾。
全体的なレベルは前回のほうが高かった気がするが、
でも楽しめた。

私が一番感心したのは、入賞をしなかったけど、
ロッジーナを歌った40代の主婦で介護士の女性。
普段は家で「うるさい」と言われているほど歌っているという。
その「うるさい」と言っている2人の娘さんが客席で聴いていた
のも微笑ましかった。

しかし、一番感動したのは、77歳の男性が歌った
 「千の川になって」。
審査員の渡辺俊幸さんと宮本文昭さんも同様のことを言って
いたが、うまいとかどうとかではなく、なんか、人生とか歌とか、
いろいろなことを考えさせられ、感涙を禁じ得なかった。
2人のお孫さんが客席で嬉しそうに聴いていたのも良かった。

テナーの難しいアリアを歌いグランプリを得た人は
澄んだ声が確かに良かった。
客席の3歳のお嬢さんも可愛らしかった。


50歳の独身男性が歌ったロドルフォの「冷たい手を」も良い声で
最後の弱音のロングトーンが良かった。
でもこの男性に対して、司会も務める指揮者の佐渡裕氏は、
ユーモアを伝えたかったにしても、
 男性の外見のこと~主に頭皮頭髪のことだろう~や、
 独身であることを笑いのネタにしていた点は嫌な感じがした。
その男性をバカにしているような感じがして、
私は非常に不愉快に感じた。
ユーモアと非礼とは全く別物だと思う。


番組の最後で、審査委員の1人、森麻季さんが、
マスカーニの 「アヴェ・マリア」
 ~原曲は「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲~を歌った
のはとても良かった。


以前も書いたが、テノールが羨ましい。
男声の素敵なアリアの多くはバリトンよりテナーにあり、
バリトンの私は歌いたくても高音域の声が出ないので、
歌えないのだ。

もし私がテナーでこの番組に出るとしたら、
「ラ・ボエーム」から「冷たい手を」か、
「ニュールンベルクのマイスタジンガー」から「朝はバラ色に輝き」
だなあ。
長い曲が許されるなら、「タンホイザー」から
あの長大な「ローマ語り」を。

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