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2011年8月 7日 (日)

ヒロシマからフクシマへ

今年の8月6日は、原発問題の発生という例年と決定的な違いが
あることもあり、テレビ番組においても昨年とは違う状況を
見せていた。
NHKスペシャル「原爆投下 いかされなかった極秘情報」は
外出していて見ていないので後日の再放送で見ることにするが、
同局では「ヒバクシャからの手紙」も深夜放送されていた。

また、教育テレビ改め「Eテレ」では「白熱教室」の日本版で、
この日は広島大学で6月26日に収録された討論型授業が
放送された。
講師は、ジョン・ロールズの「正義論」を翻訳した川本隆史さん。
大教室にはいろいろな大学の学生のほか、被爆された
ご年配の男女も何人か出席されていた。

意見者の中では、やはり特に被爆体験者のかたからのものに
強く印象付けられる。

 「私や、被爆者のほとんどはあと10年もしたらほとんど
  いなくなる。
  だから、皆さんが代わって語り継いでいって欲しい」

また、原発に関しても様々な意見が出たが、中でもやはり
被爆者の1人が言った「平和利用というより商業利用なのだ」
という言葉には強いインパクトを覚えた。


話題を「白熱教室」から「平和宣言」に変える。
それにしても、肝心の広島市長による「平和宣言」は失望した。
情緒的な訴えに終始し、前を向いた力強い意志という点で弱さを
感じた。
その象徴は、原発について何ら主体的な考えを織り込まなかった点
だ。「相当にヒトゴト的な表現」に終始していた。
前任の秋葉忠利さんならもっと踏み込んでいたに違いない。

ヒロシマの被爆者の思いとフクシマのそれは異なるようでいて、
実は相当「近い」内容に想える。

放射線の恐ろしさを極めて真摯な言動により政府を追及した
児玉龍彦 東大教授が話題となっているが、これについては後日、
別途書きたい。

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