« 男子より巧いパスワーク なでしこジャパン | トップページ | バーレーンの実況が日本語にしか聞こえない件 笑いたい人にお薦めの爆笑ユーチューブ »

2011年7月16日 (土)

加納悦子さん リサイタル in 津田ホール

メゾ・ソプラノの加納悦子さんのリサイタルを聴いた。
「二期会ゴールデンコンサート in 津田ホール」とする
シリーズのVol.33として登場。
テレビで観た「トリスタンとイゾルデ」でのヴランゲーネ役に
感動して以来、注目してきた。
昨年12月には東響の第九ソリストとして小林沙羅さんらと
歌われたが、ソロリサイタルを聴いてみなければ始まらない。

メゾ・ソプラノという声質上、選曲もソプラノ歌手より
地味目(?)になるし、声自体も流麗さとかハデさという要素は
少なく、また、特に加納さんの場合、ドイツの近現代物に
造詣が深いから、必然的にプログラムもそうした内容による。
ピアノは長尾洋史さん。

前半が

1.ベートーヴェン作曲「アデライーデ」作品46

2.ハイドン作曲「さすらい人」

3. 同 「人魚の歌」

4.メンデルスゾーン作曲「新しい恋」作品19-4

5.アルバン・ベルク作曲の歌曲から6曲
 ①「わたしのまぶたを閉じてください」
 ②「深い憧れ」(若き日の歌から)
 ③「夢」(同)
 ④「彼は春の花の命は短いと嘆く」(同)
 ⑤「甘き人」(同)
 ⑥「四つの歌」作品2


後半は
6.長尾さんのピアノソロで、ベルク作曲 ピアノソナタ 作品1

7.ベルク作曲 歌劇「ヴォツェック」から演奏会用編曲版

8.シェーンベルク作曲の歌曲から5曲
 ①「期待」(「四つの歌曲」作品2-1から)
 ②「ガラテア」(キャバレーソングから)
 ③「満足した恋人」(キャバレーソングから)
 ④「婚礼の歌」(「六つの歌曲」作品3-4から)
 ⑤「自由な優しさ」(「六つの歌曲」作品3-6から)

アンコール
1.メンデルスゾーン「歌の翼に」
2&3.ベルク 歌劇「ルル」から2曲


冒頭で、声質的にハデさとは異なると書いたが、
それでも4などではある種豪快に、スケール大きく
歌いあげて素晴らしかった。

それでもやはり「本領発揮」というと、5、7、8といった曲に
なるだろうし、実際、声とドイツ語のイントネーションから
創り出される表現の奥行きの深さとも言うべき味わいの
ある歌唱だった。

「地味」かもしれないが、良質な飲料をじっくり味わいながら
楽しむということに似た素敵な時間と空間を創り出していて
素敵だった。

« 男子より巧いパスワーク なでしこジャパン | トップページ | バーレーンの実況が日本語にしか聞こえない件 笑いたい人にお薦めの爆笑ユーチューブ »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック