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2011年3月21日 (月)

検証 東電のウソ 電力は足りている     敢えて提言 計画停電 不要論

節電はこれからも重要だと思う。
少なくとも贅沢な使用は厳に慎むべきだろう。
しかし、業務に支障が生じるほどの電車の本数削減とか、
電球や暖房の休止とか、いわんやいささか差別的でさえある
地域別の計画停電などというものは、本当に必要なのだろうか?

この素朴な疑問のきっかけは、17日の海江田経済産業大臣
による、夜の更なる不足に対する緊急対応、すなわち
実質的に帰宅を早める呼びかけのときに感じた。

多くの勤め人が早々に帰途に赴いたことから、想像どおり
各駅や電車が相当な混乱を来たした。
私は「遅い時間帯ならすいているだろう」という判断もあり、
22時近くに帰途につこうとしたのだが、その前、21時すぎころ
「計画停電は回避されました」 という情報に接した。

「えっ? そんなに早く 「足りなくなる」→「足りた」 が判るの?
 いくらコンピュータ時代とはいえ…」

このとき、何か妙に変な感じ、すなわち言葉は悪いが
 「意図的なもの、作為的な恣意的なもの」 を感じた。
もちろん、この段階ではあくまでも「感じ」にすぎなかったのだが
では、数値的なことを調べてみようと思った。


東京電力が必要最低限の目安としているのが、
 総電力量、 3,700万 キロワット だ。

では、福島原子力発電所以外の東電の電力量を見てみよう。

1.火力発電
 川崎火力発電所など14ヵ所の火力による総発電量は、
  3,276万 6600 キロワット

2.福島以外の東電の原発
 柏崎の原子力発電量が、
  491万2千 キロワット

3.水力発電
 阿武隈川など10ヵ所の水力による総発電量は、
  867万1380 キロワット

4.その他、協力発電所として、鹿島共同火力が、
  105万 キロワット

この1~4の合計は、
  47,399,980 キロワット になるが、
報道によると、1の中の福島県広野町および茨城県東海村の
火力発電は損壊しているというからこの2つの計、
  480万キロワットを除いて、の合計は、

  42,599,980 キロワット になる。

東電管轄下での毎日必要とされる総電力量を大きく上回る。
要するに福島原発を除いても「十分足りている」のだ。

さらにこれ以外にも、現状停止中の横須賀火力発電所の
263万キロワットを加えるなら、
  45,229,980 キロワット になるのだ。


  「いったいどこが 「不足」 しているというのか?」


思えば、東電も政府もマスコミも、
「最初から原発が無いと全く供給量が追いつかない」
ということを前提とした公表としていること自体、
まずこそから疑問を呈するべきではないだろうか?

贅沢な電力浪費はもちろん良くない。控えるべきだ。
しかし、なんとも窮屈で非効率的で、
「こんな状態がいったいいつまで続くのだろう」と
誰もが不安になっている現状、
物理的にも雰囲気的にも暗い世の中となっている現状を
そろそろ変える=通常に戻すことが好ましいと思う。

このことは、被災地で難儀している人々に対して失礼、とか
そういうこととは次元の違う問題だと思う。

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