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2011年1月31日 (月)

岡山の名門企業 林原 の窮状に驚く

1月26日のニュースから
未上場同族企業の中では指折りの有名バイオ関連企業である
岡山県の林原が経営危機と聞いて驚いた。
私的整理のひとつである「事業再生ADR」(裁判外紛争解決)を
使って経営再建に乗り出すことになったという。

未上場会社だから経営指標(業績)はほとんどその正確なところは
判らないが、歴史のある企業で岡山では一族は「名士」だろうし、
近年では甘味料「トレハロース」が有名で、
2009年6月にはTV「カンブリア宮殿」でも紹介されていた。

今の社長はまだ慶大生時代のとき、当時の社長の父親が急逝
したことから中退して社業を引き継ぎ、この半世紀間、
役員としては実質、弟との二人三脚で来たようだ。

経理部門の不正経理のウワサも出て来ている。いずれにしても、
「長い間に同族経営の<ウミ>が溜まったのではないか」という
憶測が容易にできる。
何が何でも上場(株式公開)すればよいというものでは
もちろんないが、それでもやはりこうしたニュース、事実を知ると、
「同族によるクローズドの経営の限界」というものを強く感じる。


 後日談;結局、同社は「事業再生ADR」ではなく、2月2日、
  会社更生法の適用を申請した。
  長年にわたる粉飾決算は本当のようで、メインバンクの
  中国銀行が激怒し、フォローを拒否したためのようだ。
  もっとも、中国銀行もどうかと思うのは、林原社は未上場とは
  いえ会社法上での大会社にあたるにもかかわらず、
  なんと会計監査人を置いていなかったという。
  これは登記の義務があるので、中国銀行は登記簿謄本で
  その点を確認してもいなかったのか?という問題はある。

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