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2011年1月31日 (月)

田辺三菱製薬の問題発覚ルートはまたしても内部告発

田辺三菱製薬が子会社の足利工場で品質試験をしないまま
注射液を出荷していた問題が1月26日、会社側の謝罪会見で
明らかになった。
山口利昭弁護士が1月27日付けの氏のブログ
「ビジネス法務の部屋」で詳細に書いている。

すなわち、当初、社内の内部審査体制であるはずの
「内部通報制度」を利用して、関係部門の社員が社内調査を
要請し、「いちおう」「社内の調査チーム」によって調査がなされ
「その嫌疑はなし」=問題は無しとの結論が出された。

しかし、「それをよしとはしない社員」により、
「だったら外部に伝えるしかないね」ということでの
「内部(者による)告発=外部への告発」がなされ、
それにより外部の調査委員会が組織されて調査し、告発どおり
「未試験のままの商品の常態的出荷がなされていた」
との結論に至ったのだった。

同社は昨年も別の子会社が臨床試験データを改ざんして
いたとして行政処分を受けている。

同社は名前から想像できるように、旧・東京田辺製薬と
旧・三菱東京製薬が合併した会社だが、それだけでなく、
薬害エイズで有名になったミドリ十字が吉富製薬と合併
してできた「ウェルファーマ」社とも合併しているという
複雑で巨大な組織と化してきた近年のあゆみがあることから
(しかも、それに伴う「人事交流」はほとんど無かったというから)
経営チェック機能の欠如、
「内部統制機能がほとんど効いていなかったのだろう」
と現状推察されている。

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