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2010年10月23日 (土)

検察審査会 無責任論~「朝まで生テレビ」より

毎月最終金曜日の深夜(というか土曜日未明)恒例の
「朝まで生テレビ」は検察庁の問題を取りあげた。

番組の中盤は、小沢一郎氏の問題に移った。
特に問題とされたのは先般の検察審査会第5審査会による
「起訴議決」に関してだ。
これで小沢氏は強制起訴されることとなるが、まず、
「地検特捜部が起訴断念したものを、にわかに集められた素人集団
 が「裁判をして結論づけて」というような結論を出すことなど、
「専門的見地から、あるいは人道的見地から許されるのか?」
という問題があるし、
特に今回は地検が告発内容に含まなかった部分
(4億円に関する事案)についてさえも、
「裁判で争え」と結論を出したことに対しては、特に政治色のない
法律家の間からも純粋法論として「おかしい」と疑義が出ている。
そりゃ、そうだ。
検察が「この部分は争わない」とした部分にさえも
「素人が、<いや、そこも争え>と命じる結論を出した」
のだから、ある意味では「驚きの強気」もっと言うと
「傲慢な結論」とも言えるものだと思う。

検察が「この部分は問題無し」とした部分にまで「素人」である
審査会が踏み込んで「裁判所に判断しろ」とした点、
完全な越権行為であり、それ自体、審査会は違法を犯している。

今回は検察審査会の「内状」もかなり暴かれた。
例えば、問題の議決は民主党の代表選挙と同じ9月14日に
行われたのはなぜか?
しかも、そも「結論」が公表されたのはそれから20日も経って
からだったのはなぜか?
検察審査会の構成メンバーの平均年齢の発表が30歳と言ったり、
33歳と訂正したり、とおかしな訂正発表をしたのは
どういうことか?
(ここには「いずれにしても、若輩集団だ」という批判も含まれる)
あるいは、彼等は「何日間かけて審査したのか?」という点にも
疑念の声が強く出された。


それと、論議を呼んだのはもい1つ。
その起訴議決という結論が公表されてすぐさま新聞各社が社説で
出した「議員辞任要求」についても多くの人が
「全紙、同様なのはかえって不気味。おかしい」
「朝日と産経が<同レベル>なのが判った」(会場、爆笑)と
新聞メディアに対する批判が多く出た。要するに、
「記者クラブでの集約意見をそのまま各紙が載せただけ。
 他紙と論調が異なることを恐れたのだろう。これまで
 小沢批判で来た手前、検察審査会への疑問など棚上げし、
 とにかく小沢を叩いていけばよい、と各紙が揃って
 そうしたかったのだろう」
というのが大方の意見~大声の産経新聞の山岸なんたら1人を除く
全員が(濃淡の差はあるにしても)先述の検察審査会への疑問と
新聞の偏狭さに対してほぼ、同じ意見を述べていたのが印象的
だった。


ここからは番組を離れて自分で考えた点を付記したい。
裁判員制度も多くの矛盾や問題を抱えてはいるが、それでも
「同じ匿名による臨時組織」であっても検察審査会と決定的に
違うのは、裁判員に選ばれた人は、悩みながらも真剣に勉強して
考えて結論を出している、出そうとしているのに対して、
検察審査会に選ばれた人達は、
「小沢一郎?まあ、何か怪しいから検察が起訴断念しようと、
 裁判所で結論を出してもらおうよ」
という、非常に安易で感情的で軽い考えで、という要するに
「非常に無責任な態度で」結論を出している点だ。
これが「同じ素人」であっても裁判員制度での裁判員たちと
決定的に違う点だ。

裁判員制度では裁判員の氏名を公表していないから、
検察審査会だけ公表するというのは無理だろうが、しかし、
どう考えても現状の「検察審査会制度はおかしい」と言える。
何らかの改善を強く要求したい。

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