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2010年6月27日 (日)

パーシモン これがオペラだⅥ 「蝶々夫人」

めぐろパーシモン小ホールでの毎年恒例、
(財)目黒区芸術文化振興財団主催による「これがオペラだ」
今年2つ目の演目は「蝶々夫人」。
昨年の「夕鶴」の際に詳細は書いたので公演形式を簡単に書いて
おくと、オーケストラ演奏ではなくピアノソロのよる演奏により、
短縮版で行われる。合い間ごとにMCによる解説や
「劇中(小休止間での)インタビュー」も入るというユニークな
構成をとる。

まず、出演者は以下のとおり(敬称略)。
蝶々さん=嘉目真木子
スズキ=喜田美紀
ピンカートン=高田正人
シャープレス=大沼 徹、
ゴロー=松永国和
ピアノ=羽石道代
進行MC(総合プロデューサー)松本宰二

今回の出演者は皆さん素晴らしい歌唱を聴かせてくれた。
特に後半、有名な「ある晴れた日に」も良かったが、それに続く、
シャープレスと蝶々さんによるデュオで嘉目真木子さんの声が
一段と陰影を深め愁いのある表情豊かな声と演技で魅了されたし、
スズキ役の喜田美紀さんと嘉目さんによるデュオも
たいへん美しく愁いがあり、この日の白眉とも言える内容で見事
だった。
高田さんのテナーも魅力的な美声で、
「この人でぜひロドルフォを聴いてみたいな」と思った。

毎回、ピアノの羽石さんの名演、力演による支えがこのシリーズで
重要な役割を演じているのは言うまでもない。それも、毎回、
最初に彼女が登場するとき、MCで総合プロデューサーの松本氏が
「スラッとして(背が高く)、宝塚のような…」という、
羽石さんを紹介するセリフが「毎年同じ」なのが笑えて面白い。

オーケストラによる劇性が出ないのは当然で残念ではあるが、
しかし、個々のハイレベルの歌手のかたたちの歌唱に魅了される
毎年の催しで、魅力的なシリーズとなっている。
なお7月は17、18日に「魔笛」が上演される。

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