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2010年6月 4日 (金)

印象的だった菅さんの出馬宣言の中の2つの言葉

3日の、菅さんの出馬宣言としてのスピ-チの中で2つ、
印象的な言葉、表現があった。

1つは、
「小沢さんも(今後は)しばらく静かにしていたほうが本人の
 ためにも、民主党のためにも良いと思う」
という発言。

同じ民主党の中では(他のひとだったら)なかなか言えないこと
かと想像する。
草の根運動、市民グループ出身の菅さんならではの発言で、
とても愉快だ。

もう1つは、雇用に注力していくことを語る際の語った次の言葉。
「例えば、カルロス・ゴーンが日産を建て直した、という。
 それ自体は立派だが、しかし、クビを斬られた人々は
 どこに行ったのか?」

この発言には正直少し驚いた。
心ある日本人なら大抵、菅さんと同じように思っているのだが、
しかし、この点も、大企業への配慮(というか癒着)、あるいは
「しがらみ」の関係から、自民党の議員だったら絶対に言えない、
いわば政治家としてはタブーのような発言だと思う。
しかも、あの「有名なゴーン」の実名を出したわけで、
クレームが来ないとも限らないことを承知で発言したのだから、
「イラ菅」さんは 想像以上に「気が強い人」だと思う。
「よくぞ言ってくれた」とさえ思う。

以前も書いたが、あの「大ナタ」のリストラは
「外国人だからできただけのこと」で、別にゴーン氏が
特別卓越した見識を持っていたというわけでは全くない。
あれを日本人がやったら、「命を狙われたかもしれない」と思う。
ちょうど、戦後間もない「下山事件」のように。

鳩山由紀夫さんという「人はいいし理想主義を言うのはいいけど、
やはり大富豪の「おぼっちゃま」だったな」という総理に続き、
今度は、「意外に感情的(イラ菅)だが、現実を見据えた、
言いたい事をズバスバ言う頑固な男」である菅さんが、
どこまでこの国の悪い部分に「大ナタ」を振るってもらえるか、
楽しみではある。


後記(追記)
8日、日産がこの1年間に取締役12人に支払った報酬の総額が
16億9200万円であることを公表した。
単純平均で1億4100万円。
もっとも、ゴーン氏だけで10億円と言われているから、
人によっては5千円前後の人もいるだろう。

同社は昔から「役員と従業員は、ケタ違いの、別世界的、
アメリカ的な格差報酬がある」ことで有名だったので
今に始まったことではないが、ゴーンが来て、
「再建成功」の暁というわけだから尚更だろう。
だが、以前も書いたが、これだけは言える。
「そんな役員神様構造じゃ、永久に絶対にトヨタには勝てない」

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