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2010年4月22日 (木)

パンデミック・デマゴーク 「やらせ詐欺」を追え

チャップリンの映画「キッド」に、有名で面白いシーンがある。
「部下」である子供が商店のウィンドウに石を投げて
 ガラスを割る。そこへガラス修理販売業者として
 「偶然」 通りかかったチャップリンが、
 「あっ、直しましょうか?」と店主に尋ね、
 「しょうがねえな、じゃ、頼むよ」、となる」というシーンだ。

まだ「「サイレント」映画時代の作品だから、実際の声の
やりとりは聞こえないが、それだけに、やりとりの会話が
(日本向けは、もちろん字幕スーパーが出るにしても)
いろいろ想像できてかえって面白い。

そこで、この手の「やらせ的手法」による「営業」、あるいは
それによる「疑惑」ついて、以下いくつかの事例で考えてみたい。

1.新型インフルエンザ・ウィルスに関する「虚偽」
   「誇張されたパンデミック」
 WHO=世界保健機構と製薬会社との癒着疑惑が出ているのを
 ご存知だろうか?
 新型インフルエンザ・ウィルスに関して、WHOは昨年6月、
 「世界大流行(パンデミック)」を宣言したが、
 幸い被害は心配されたほど拡大せず、そのため
 買い入れたワクチンが半分以上余っているという国が
 欧州で続出していて問題になっている。いわく、
 「WHOはワクチン業者と結託して大げさに伝えたのでは
  ないか?」と。
 
 以前も書いたが、既存のインフルエンザ・ウィルスでも年間に
 世界中では25万人から50万人が亡くなっている。
 ところが、今回の新型インフルエンザでは、2009年末までの
 世界中で合わせた死者数は約1万3000人。
 もちろん、お1人でも亡くなられたという事実自体は「重い」が、
 ドライに人数だけを文字通り数字として見るなら、
 パンデミックどころか、「ごく軽微な症例に終わった」
 というのが実情だったのだ。ただし、感染力は強く、逆に
 「感染した人は多かったが軽症だったので、その分、
  自然免疫を得た人が増え、結果、ワクチンの必要性が
  低下した」、と考えられているが。

 まあ、現実的には考え難いが、しかし、少なくともWHOの
 「勇み足」であったことだけは間違いないだろう。
 私も当時から新型インフルエンザについてはこのブログで
 「騒ぎ過ぎ」と書いていたのでここでは繰り返さない。
 例えば、2009年6月13日、「フェーズ「6」と狼少年」。

 なお、日本でも、在庫が約1600万回分あり、海外から輸入
 しようとしていた分でなんとか契約解除できた分を除いても
 あと約7500万回分のワクチンが輸入されてくるという。
 よって、合計約9000万回分以上のワクチンを日本も抱える
 ことになるそうだ。


2.ハッカー 正確にはクラッカー
 登場して久しい。今でもたまに、多くは「個人による犯罪」
 として、犯人逮捕の報道が世界各地で見受けられる。
 関係業者にお叱りをいただくのを百も承知で、
 私はだいぶ以前から、ハッカー、正確にはクラッカーなる者
 たちがPCやサイトに攻撃を仕掛けてくる現象について、
  「セキュリティに関係している人達の、
  「仕事創りとしての営業手法」ではないか?」
 との疑いをもっている。
 もちろん、既存の業者自体を疑っているのではない。
 要するに、それだけのノウハウ、そうした組織にいた経験とか、
 防衛側の専門家と同等の技術レベル、ノウハウを保有している人
 だからこそ、攻撃してこれるのではないか?という
  「素朴な空想」を抱かざるを得ないのだ。

 もともと語源も、先ほど来 書いているが、本来、悪意をもって
 仕掛けてくる人のことは「クラッカー」と言うべきところを、
 本来的には悪意云々とは無縁の非常に高度な
 サイト運営ノウハウを持っている人々を指すハッカーという
 呼び名を、マスコミが誤って流用したのだったが、
  「高度な技術を駆使できる特別な人達」という点は、
 いみじくも同じ状況を結果として言い当てていることになる。

 ところで、今年の1月23日、人権を扱う中国のサイトである、
 「チャイニーズ・ヒューマン・ライツ・ディフェンダーズ」、
 「民生観察」、「新世紀新聞網」などの5つのサイトに対して
 クラッカー攻撃があったことが伝えられた。
 「踏み台」(注)にされた複数のサーバーから、攻撃目標と
 されたコンピュータ大に量のデータを送り込むことで機能停止に
 追い込む「DDoS」攻撃が多かったという。

 これなども、いみじくも、「攻撃者は相当な確率で、ある特定の
 クラスや地位にある人達で、意図的すなわちこの場合は思想的
 という、いわば政治的な「使い手」としての兵士の役目を担った
 こと」が露呈してしまったことになったわけだ。

 前段で述べた、PCウィルスをばらまく族(やから)達は、
 政治的とか思想的というより「暇(ひま)な愉快犯」か、
 あくまでも「営業としての、仕事を創り出すための攻撃」
 と推論することも、それ自体は「楽しい空想」なのだ。

これらにように、「キッド」の「窓ガラスに石を投げる役割の人」
と、それを計画・指示命令し、
「そのあとの、フォローを含めた「仕事」を創り出している人」
によえい連携された 「やらせ的営業」が多発しているのが
案外今の世界の実情なのかもしれない。


(注)「踏み台」
 悪意ある攻撃者A(クラッカー)が、善良なサイト保有者
 B、C、Dなどの人々のサイトに入り込んで実質的に
 乗っ取っとって、B、C、Dから攻撃するように仕組むこと。
 その仕組まれた(B~Dの)サイトのことを「踏み台」と言う。

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