« ミューズは求める人にいつでも微笑む     「リーベ」 臼木あいさんファンクラブがスタート | トップページ | 貴乃花親方 当選 改革の新風を吹き込めるか? »

2010年2月 2日 (火)

トヨタのリコール事件に驚く

私は車に特別興味のある人間ではないのだが、今回の
トヨタ自動車に関するリコール問題には心底驚いている。
アクセルペダルの不具合などにいる大規模なリコールに驚く。
10台とか100台とかではない。そういう数字なら、小説風に
言うなら、「やらせ的な仕組まれ行為」の可能性だって
あり得なくはないのだが、今回は複数の車種、複数の部品に
起きており、その台数がアメリカだけでも221万台、
欧州などを加えると440万代台を超えるというから
尋常ではない。
昨年8月には死亡事故も起きている。

これまで、日本は車に限らず「技術の日本」、「技術立国」
として名を馳せてきた。
昨年破たんした米国GMなどの「かつての自動車産業先進国」
の車とトヨタの車がどう違うか、ということを「ざっくり」言って
しまえば、「安全性に立脚した技術の高さ、精度の見事さ」
という点であったことは衆目の一致するところだろう。

1960年代にアメリカで出張生活をされていた日本人から
「当時、現地でアメリカ車を運転していたら、ハンドルが
 取れそうになったんだよ」という、
「ウソのような本当の話」を私も直接聞いたことがある。
「ハハツ、本当ですか?」と笑いあったものだった。
それと同じようなことが日本車、とりわけ「天下のトヨタ」の車
で起きるとは想像もしなかった。

今回の対応は「天下のトヨタ」にしては「とても遅い」感じが
する。昨年のリーマン・ショックに端を発する不況や
GMの破たんなどに見られた、消費者のいっときの「車ばなれ」が
あったとはいえ、今や実質世界一の自動車メーカーとしての
「驕(おご)り」、「気のゆるみ」、「油断」というものは
無かったのか?という点は自社で検証する必要はあるだろう。

アメリカは、時期により「日本バッシング」がときおり起きる。
私が社会人になってまもない20年以上前にも、
「東芝の製品をマスコミの目の前でハンマーで壊す」などという
信じられないことがあった。
「いくらなんでもエキセントリックすぎる。バカじゃないか?」
と呆れたし、「アメリカって、程度が低いな」と本当に
そう思った。
昨今はいざ知らず、少なくとも当時の日本人なら、いくら
「貿易摩擦という輸入産業との闘い」があったとしても、
「テレビカメラの前で、外国製品を壊すデモンストレーション」
なんて「有り得ない」ことだった。
そこまで「堕ちたモラル」の日本人は少なくとも当時は
いなかったはずだが、アメリカは「へらへら笑いながら」
そうした行為をするシーンを放送していて驚いたものだ。

しかし、今回の件は人命に直接係わることでもあり、そのような
「政治的駆け引き」とか、その「有無の詮索」などとかは、
トヨタさんは考えないほうがよいと思う。

原因と思われる依頼製造していた部品会社のCTSを徹底的に
調査し、トヨタとして誠意をもって素早い対応、対策を公表、
実施することが急務であろう。

« ミューズは求める人にいつでも微笑む     「リーベ」 臼木あいさんファンクラブがスタート | トップページ | 貴乃花親方 当選 改革の新風を吹き込めるか? »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック