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2009年11月 8日 (日)

日生劇場オペラ教室 「ヘンゼルとグレーテル」

1979年から開始された「「青少年のための日生劇場ペラ教室」
このことには詳しくなかったが、「教室」というくらいだから
学校向け公演もあるだが、一般向け公演も当然あり、
今年はエンゲルベルト・フンパーディンク作曲の
「ヘンゼルとグレーテル」。
「30年の歩み」を見ると、このオペラについては過去、
1984年と2000年にやっている。
同様に資料で見ると、「魔笛」が過去3回、「夕鶴」が6回、
「セヴィリアの理髪師」が4回、「蝶々夫人」が3回、
「魔弾の射手」が2回、等々がならんでいる。

今回の「ヘングレ」の一般公演は7日よ8日でダブルキャスト。
直接的には7日のグレーテルを歌った臼木あいさんと、
8日の「露の精」を歌った嘉目真木子さん、と、個人的ゆかりの
歌手がご出演されたことがあり、両日足を運んだ。

このオペラのことは詳しくない。全体は明るいが、
ほとんど絶えず音楽が流れていくので、オーケストラも歌手も
大変だろうなあ、という感じはする。
今回は両日、下野竜也指揮、読売日本交響楽団。
歌手は皆さん、それぞれ良さを出していたとは思うけれど、
ここの劇場は音響がデッドなので、ちょっと可哀そう。
初日の魔女役の女性歌手の声が伸びてこないのは
劇場の関係もあるようだ。

歌手でもっとも驚いた=「発見した」のは、8日にグレーテルを
歌った小林沙羅さん。小柄な美人で、日本語の発音が明瞭。
プロフィールを見ると、
「現代詩表現グループ<VOICE SPACE>に所属。
 詩の朗読や日本の歌、新曲演奏にも力を入れている」、
とあるので、「納得」。
演出はクリスチャン・シューラーというルーマニア生まれで
今、ドイツの歌劇場等で活躍されている人とのことだが、
白と黒のお菓子の家の中の舞台は印象的にしても、
ちょっと「決して子供向けの内容ではないのだ、ということを
やや意識し過ぎ、ヒネリ過ぎ」の感もあり、
特に「露の精」の動作の演出はヒドイもので、あれでは
歌手が可哀そうなだけでなく、「意味が解らない」。
でも、全体としては作品のもつおおらかな内容ゆえか、
楽しい舞台ではあった。

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