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2009年10月10日 (土)

映画 「さまよえる刃」 重いテーマ 渾身の力作

冒頭からエンディングまで、終始重い沈黙を強いられる。
劇場の扉を出るとき、フッゥーと深いため息をつく。
その理由を問われても一言では言えない。
問いかけられる、問いかけて来るテーマはあまりにも重たい。

東野圭吾氏の原作の映画化。話題作と言ってよいだろう。
主演の寺尾 聰さんがスゴイ。素晴らしい。
これまで日本アカデミー賞主演男優賞を2度も受賞しているが、
それらを含めても、間違いなく彼のベストワンの代表作と言って
よいと思う。
伊東四朗さんも相変わらず巧い。ギャグの面白い、コメディアン
としての顔も併せ持つ人とはとても思えない。

純粋に映画として最高傑作かどうかは別として、深刻な社会問題
に真正面から取り組んでおり、その点では、今年最大の問題作
という表現を採ってよいと思う。
気の重たい映画であることは事実だが、1人でも多くの人が
観ることを望みたい映画だ。

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