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2009年9月27日 (日)

小さな旅 郡山市 歌が溢れる街

NHKで昔からで放送されている「小さな旅」の、この日の
朝の回は、「歌声が呼ぶ街」と題して、福島県郡山市の、
市民の中に合唱など「うた」が「日常」になって、多くの人々の
心に生きついている様子が紹介されていた。
率直に感動した。
小学生もご年配も、老若男女を問わず、うたが好きな街。
歌うことが楽しくてしかたがない人がたくさんいる街が在る、
とは、とても素敵なことだ。

1993年にツアーでスイスに行った折、ある登山電車駅で、
ドイツからの若者たちが声を揃えて(ハモッて)即興で
歌っているシーンに出くわした。
合唱経験者の私は特に驚くこともなかったが、そうでない、
ツアーの同行仲間の1人が、「スゴイ!」と驚き、
「彼らって音楽家?」と聞くので、
「いや、違うでしょ。ドイツ人達は、ハモって歌えるのは
 「普通」だよ。全員ができるとは言わないけれど」
と、説明すると、ますます彼は驚いていた。

決して大袈裟でなく、ドイツ・オーストリー系の人達の多くは、
友人同士だけでなく、初対面の人でも数人集まって、
せーの、とやれば「ハモッて合唱ができる」確率は非常に高い。
ドイツに優秀な合唱団が在るのは偶然ではない。
一般市民のレベルが高く、そうした「裾野」が広いゆえに、
プロとしての歌手が誕生してくる確率が高いということだ。
グレゴリアン・チャントのヨーロッパの歴史に中にあり、
バッハのカンタータをはじめ、たくさんの合唱曲を生んできた
伝統、歴史がある風土。
それを市民レベルで受け継いできた風土。

日本でも、全国各地に優秀な合唱ができる小、中、高等学校が
あるが、ドイツのように、ごく普通の市民レベルで「ハモり」が
できる状況が全国各知に在るわけではない。
市民がどこでも別に敷居を高くすることなく、さりげなく歌い、
合唱ができる環境があるとしたら、それは素晴らしいことだと
思う。郡山市はそうしたごく希な街のようで素敵だ。

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