« 「二十歳の原点」 から40年 | トップページ | 女子短距離スプリンター 福島千里 選手 »

2009年6月26日 (金)

やるじゃん、カツマー 「Chabo!」

著作やテレビなどで、数年前に勝間和代さんという人を知った
ときは、「ああ、また、いつの時代にもいる女性株式評論家ね」
と気にもしなかったのだが、この人は「ちょっと違った」。

この人は、母子家庭の貧困の問題をはじめ、経済生活、
社会問題全体に関心をもち、積極的に提言や実践を重ねつつ
あることを、最近理解できてきた。

特に驚いたのは、作家仲間らとともに、印税の20%を
途上国に寄付する活動として、
「Chabo!(チャボ=チャリティ・ブック・プログラム)」
という組織を昨年5月に立ちあげ、このほど、そこで集まった
2100万円を元手に、アフリカ、スーダン南部で、
「現地小学校内に、井戸を3つとトイレを4つ設置」することに
なり、最近それを現地で見届けてきたとのこと。

勝間氏いわく、
「自分の本を読んでくれる1人1人の善意を生かす仕組みを
 作りたかった。お上に文句を言う前に自分で動け、ですよ」
との言葉は素晴らしい。
久しぶりに注目に値する、尊敬に値する女性を見たような
気がする。

曽野綾子氏も最近、アフリカに行き、ルポを書いているが、
「究極の貧困、ここにあり」とだけ書いて、自分は印税を
いただいて、ハイおしまい、とするのも結構だが、やはり、
カツマーとファンから言われる勝間さんの生き様にこそ
感銘を受ける。

勝間さんは現実的に考える点も良い。
「完成した井戸の水は、少し鉄の味がした。
 しかし、全ては水から始まる。この水を使って、
 コンクリートの校舎が建ち、給食も出るようになった。
 アフリカは日本にとって縁遠い世界ではない。
 成長の余地があり、将来有望な市場になる」。

同時にまた、涙腺が柔らかくもある。
「アフリカの現実も論理的に考えるが、現地の子供達の
 澄み切った目で「ありがとう」と言われると、
 涙があふれた」。

そして、実践派。
「とりあえず、やってみることがモットー。机上より現場。
 現場には全ての情報がある」

次はスリランカ支援のためのプロジェクトを進めているところ
という。
3人のお嬢さんの母親でもある40歳のこの女性の活躍には
今後ますます関心をもちたい。

« 「二十歳の原点」 から40年 | トップページ | 女子短距離スプリンター 福島千里 選手 »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック