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2009年5月16日 (土)

NHKトップランナー 杏さん  内面の豊かな日本的教養と知性、感性に驚く

日付が16日に変わってすぐの、NHK 「トップランナー」の
この日のゲストは、モデル、女優の杏さん。
モデル時代から名前とお顔は知っていたが、しっかりと認識した
のは、昨年、中原俊監督によりリメイクされた映画「櫻の園」
での小笠原葵役、映画の中での演劇では、ラネーフスカヤ役
となった姿を拝見してから。
映画では女子高生の役でもあり、走り高跳びの選手という設定は
彼女の長身のスラリとしたスタイルの良さからだろう。

俳優、渡辺謙さんの娘さんとは知らなかった。
本人も、少なくとも有名になるまでは、オーディション等で
いっさいそうした情報は隠していたようだ。
最近は政治家だけでなく、タレントTV界でも、むしろ堂々と
「七光」を自覚、宣伝して登場してくる人が(良い悪いは別に
して)多い中、きっぱりとそうした方法を拒否していたのは、
モデルとして運良く成功したことがあったにしても、
立派な心の姿勢だと思う。

番組では彼女の以外な面(嗜好)が紹介されていて実に興味深く
見た。外見のイメージや華やかなファッションモデルのイメージとは
真逆のような内面が素晴らしい。

まず、読書好きに驚く。すごい読書量で、家の室内には
ジャンル別の4種の本棚があり、そのほかにも読む予定の
本が積まれている。特に歴史小説が好きで、古文書にも興味を
持っている。
MCの女性(モデル先輩のSHIHOさん)いわく、
 「女の子の本棚ではないみたい」
男性のMCいわく、「というより、若者の本棚ではないみたい」

京都まで歩きたいという野望も、昔の人の歩いた旅路をイメージ
してみたい、という考えからのもの。

会場のファンからの質問で、「歴史上の人物で、なりたい人は?」
に対する答えは、平賀源内。
もう1人からの質問で、お薦めの美術館は?に対しては、
「上野に集まっている各美術館のほか、水上温泉郷の
 天一美術館。岸田劉生の作品や、歌川のくにとらなどの
 マイナーなものもあり、お薦め」とのこと。

また、女性としては、どういう女性になりたいか?との
MCの質問に、「たおやかな女性」。
そのほか、「精進いたします」という言葉を使ったり、また、
番組終了時の最後の字幕には、
「有難う御座居ました!!」、として本人の字が紹介されて
いたが、今書いたように、
漢字を5つも使って、「ありがとうございました」を書く人が
今の日本に、男性女性を問わず、年齢を問わず、
いったい何人いるだろうか?

このように、外面は見事な長身でスタイルが良く、外人風では
あるのだが、教養や関心、知性といった内面の感性は、
きわめて「日本的」なことに驚いた。

実母は謙さんと離婚されているから、そのへんの事情は
もちろん知らないが、いずれにしても、いわゆる教育パパママ
による教育とは全く違う意味で、きわめて教養環境の良い、
知性や感性を育める、ゆったりとしたステキな環境の中で
育ってきた人なのだろうということが容易に想像がつく。
SHIHOさんの言う、
「杏さんは、モデル、女優ではあるけれど、同時に、
 日本の良さなどを伝えられる、そういう役割も持った人でも
 ある」、との感想は的を得ていると思えた。

外見もさることながら、それ以上に内面が素敵な人だ。

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