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2009年4月 4日 (土)

お粗末過ぎる日本の防衛情報収集力

私は本音を言うと、軍備など無い状態が理想とする考えを
捨て去る気は無い。だから当然、基本的には憲法第9条は
絶対的に重要と考える立場である。
ただ、現実問題として、「しょうもない独裁者」がこの世の過去に
存在し、現在も存在する以上、ある程度の防衛体制は当然
必要だと思う。

20数年前、初めての欧州旅行の際、バスでイタリアから
オーストリアに入って行ったときは、少なからず、
「カルチャー・ショック」を覚えた。
それまでは、日本を出たことが無かったから、
「頭では理解できても、実感としては理解できなかった」
のだが、「徒歩で他国に入れる」状態を「体感、体験」すると、
防衛の重要性を「肌で感じる」ことになる。
ヒットラーは「やすやすと」他国に侵入できたわけだが、
ロンドン、英国は、空爆による大きな被害はあったが、
ドーバー海峡のおかげで、ワルシャワ、パリ、ウィーン、
旧ソ連各地などと違って、直接的なナチスによる侵攻を
くいとめることができたことが端的な例だ。

さて、現状の自衛隊や、これまでの防衛費とその使い道には
相当異論はあるし、タモガミくんとか、民間船との不祥事の
ことを考えると、
「そんな自衛隊、潰(つぶ)してしまえ。最初から作り直せ」
と思うくらいだし、防衛大学校の卒業生が卒業時に、
「任官拒否(辞退)」することには昔から怒りを覚えてきた。

全くフザケた話で、税金で勉強させてあげるだけでなく、
給与も支払われるのが防衛大学校だが、「辞退者」には、
「それまでの費用を本人に支払わせろ」(返金させよ)と
思ってきたし、最近はある程度そうなっているようだが、
元・グッドウィル社の総帥、折口雅博氏は、最初から辞退する
つもりで、経済的事情で防衛大学校に入って、卒業した、
という「たいしたタマ」であり、その後の氏の「虚像」を象徴して
いる。
防衛大学校には、命を賭けて国を守るぞという気概、国防、
自衛隊員こそ天命と思っている人に入ってもらいたいし、
そういう人のみが入るべきだ。

そうした諸々の、幾つもの疑問点は現状多々あるものの、
自衛隊は存在している以上、当然、立派な活躍を
してもらわなければ困る。

前置きが長くなったが、北朝鮮がミサイルを発射準備に入り、
そのことで、この日、「発射された」との誤報道がなされ、
この国の防衛体制に相当な危惧を感じた。
偵察機や大型レーダーはなにをやっているのか?
米軍基地との関係だって、「安保体制堅持」を言うなら、
それとの連携だって全然なされてないじゃないか、と思う。
全く呆れる。
これはたぶん、「ハード」(機械、ITシステム)の問題というより
むしろ、ヒト、すなわち、連携体制、判断力、報告体制、
といった、フロー、すなわち、人的組織力、組織体制の問題、
それが脆弱である、ということかと想像できる。
こうしたことは自衛隊に限らず、一般的な組織ではよく在ること
だと思われる。

しかし、自衛隊においては、毎年、多額の防衛予算を何に
使っているのか?モラリティの教育はされているのか?
との疑問を抱く。
「遊んでんじゃねえぞ」と、多くの国民は感じているだろう。

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