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2009年4月24日 (金)

草彅 剛さんの問題;犯罪というより失敗。殺人犯扱いの如く騒ぐのはヘン

スマップの草彅 剛さんの件は確かに誰もが驚いたと思うし、
公的に有名な人は、その良し悪しの影響力を持ち、その分、
自ずと他者に迷惑をかける度合いが大きいから、私生活を
含めて、身を律することが必要だろう、という一般論は
そのとおりだと思う。

しかし、「これまで一度も失敗をしないで生きて来た人など
いるのか?」、「あなたは、これまで一度たりとも誰にも迷惑を
かけずに生きてきた、と言えるだろうか?」と、
自身に、他者に問うたとき、答えは決まっている。

酔うと裸になる人、というのは、たまにはいるらしい。
草彅さんの普段(日常)は知らないが、今回の件は、深夜とは
いえ、公園の近所の人や、通行者には迷惑、あるいは、
ある種の不快感や不安を一瞬抱かせたかもしれないが、しかし、
「白昼、大通りで」というのとは違うことを考えれば、
「公然猥褻罪」というのは何となく「違う」感じもする。
たとえ全裸であっても、警官が駆け付けたとき、もし、彼が、
「あっ、すみません」と言って、すぐ服を着て、そのまま帰途に
付いたなら、もちろん、こんなことにはならなかったろう。
だから、きっと、「ハダカがなぜ悪い?」と騒いで、「抵抗」し、
よって、どちらかというと、「公務執行妨害罪」での逮捕に近い
のではないか?と想像する。

韓国語を独学でマスターし、今や韓国との民間交流の第一人者
だし、イ・ミョンバク大統領が来日したとき、「ニュース23」にも
出演して、通訳無しで会話し、フジTVの「チョナンカン」
(草彅 剛の韓国語読み)は、結構長寿番組となっているなど、
日韓においても貴重な1人となっているだけに残念だ。

けれど、別に「人を殺したわけでない」わけで、直接的に
誰かに対して重大犯罪を犯したわけではないのだ。
韓国の新聞には、ネットからの読者投書の1つの意見として、
「彼ほど、韓国の良さを日本に紹介してくれた日本人は
 いるのか?彼は犯罪を犯したというより、失敗をしただけ。
 失敗は誰でもする」、
との意見が載ったというが、賛成する。

地デジのスポークスマンだったこともあるにしても、
鳩山邦夫総務大臣の「最低な人間」の発言は「言い過ぎ」で、
さすがに総務省にも「批判」が行ったらしく、さっそく、
鳩山大臣も「言い過ぎた」と、その部分は撤回した。
だいたい、それを言うなら、ローマでの中川昭一こそ
「サイテー」であって、国民はそう言ったが、
自民党の議員で、そのように批判した人は1人もいなかった。
「身内」には甘いくせに、芸能人が失敗すると、「最低」呼ばわり
するのは、それこそサイテーの言動だ。
それに、草彅さんの場合は、関係者への迷惑という点を別と
すれば、恥と言う点では、ほぼ自身に限定して恥をかいたくらい
だが、中川昭一の場合は、「日本国が恥をかいた」わけで、
その深刻度の度合いは比べようもない。
中川昭一の行為に比べたら、今回の草彅さんのケースなど
「かわいいくらい」と言える。
だいいち、中川昭一氏は、今回の草彅さんのように、
「すぐに、ちゃんと国民の前で、謝罪したのか?」
中川氏こそ謝罪すべきだろう。
ちなみに、草彅さんはプライヴェート中、中川氏は公務中。

草彅さんに何があったかは知らない。有名だからといって、
ストレスが無いわけではないだろうし、むしろ有名ゆえに
様々な、一般人が解らないストレスもあると想像する。
あるいは30代とはいえ、まだ「若い」から、失恋だって
することもあるだろう。
きっと、何もかも忘れたくなるような瞬間、というものについて
理解することはそれほど難しいことでもないように思える。

もちろん反省しなければならないし、何よりもファンを悲しませ、
多くのテレビ関係者を慌てさせ、利益的にもマイナス影響を
与えたわけだから、一定の謹慎はやむを得ないだろう。

それにしても、鳩山邦夫発言に象徴されるように、
なんだか、マスコミの騒ぎようときたら、まるで彼が、
殺人でも犯したかのような騒ぎに思えたことに、かえって
ある種の「怖ろしさ」を感じた。
ニュアンスは違うにしろ、「冤罪」と似たような潜在気質が
マスコミを中心とした人々の間に形成されることくらい、
怖いものは無い。

PS.謝罪会見を見たが、キチンとしていた。
   状況は説明したが、弁解せず、
   謝罪に徹していたと思う。

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