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2009年1月 2日 (金)

湯浅誠氏と自民党、大村秀章厚労省副大臣の連携&「最大の敵は無関心」

湯浅誠さんは年末に近づく時期に、いくつかの番組等で
「今年の年末年始(の役所の休み期間)は、12月27日から
 1月4日、と、例年より長いので、その間、役所との交渉が
 できず、ハローワークも閉まり、失業者特に居住場所が無い
 人々のことが心配」と話していた。
ハローワークは世論もあってか、場所によっては年末まで
延長したところもあった。

湯浅さんを中心に日比谷公園内に臨設された「年越し派遣村」
に、2日午前には300人を超える入村希望者が来訪したが、
とてもテントが足りないといことで、急遽、湯浅さんらが
厚生労働省に出向いて、臨時施設借入の要請をしたところ、
自民党衆議院議員で、厚生労働省副大臣の大村議員が、
「省内の講堂を5日朝まで利用してください」、と臨時対応
されたのを知り、私同様テレビでそのことを知り、
一応ホッとされた人も多かったのではないだろうか。

湯浅さんは「反貧困」の第5章の終りちかくで、各政党における
対応や状況を少し書いている。
その中では、自民党では、参議院議員会長の尾辻秀久氏は
理解があるとしている。
大村副大臣のことは出てこないが、先日の「朝まで生テレビ」
では初対面ではなく、何らかの接触があることを大村議員が
述べていたし、正にあの番組で同じ討論のテーブル席に座った
湯浅氏と大村氏が、2日、厚労省前で嘆願書の提出者、受理者
として対面したわけで、国会再開前、法的整備前、行政対応前
に、こうした個人の間で連携がなされていて本当に良かった。
湯浅さんの献身的行動はもちろん、それだけでなく、それを
少なくとも無視しない政府側の人がいたのはせめてもの救いに
思える。

舛添厚生労働大臣も、東大助教授を辞して在野に転じた時期、
「朝まで生テレビ」の常連だったし、そういう意味では、本当に
あの番組、あるい政財界に多くのパイプを持つ田原総一朗さん
の存在意義は非常に大きいことは明白だ。

そういえば先日のその番組で1回だけ、湯浅さんが田原さんに
強く反駁した場面があった。
ある人が欧州の社会保障制度の説明をしている中で、失業者に
教育の実施だけでなく、一定の賃金を与えることに関し、
「お金が入るから遊んでいよう、という人はいません」と言った
とき、田原さんが「どうかな?」と疑義を挿んだ。
この言葉対し、湯浅さんは
「失業している人は1日も早く、真面目に働きたいという意識が
 強いんです。強すぎて自分を追い込み過ぎるくらいなのです。
 ですから「援助や保護を与えたら働かなくなる」という認識は
 非常に古く、誤った認識です」
と強く反駁したのだった。
この発言内容と同じことは「反貧困」にも書かれているが、
この湯浅さんの反論に、いつもは良くも悪くも人の反論に対して
再反論をすることが多い田原さんも、このときばかりは、
神妙な顔で湯浅さんに聞き入っていたのはとても印象的な
シーンだった。

私も、こうしてブログに書くくらいで、今のところ何の役にも
立てていないことに忸怩(じくじ)たる思いはある。
でも、この言葉に多少救われる。それは、「反貧困」の終章の
おわり近くに湯浅さんが書いている言葉だ。
「貧困の最大の敵は「無関心」です。どうか貧困問題に関心を
 寄せてもらいたい。それが、今日からでもできる「反貧困」
 の活動の第一歩です。」

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