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2008年12月22日 (月)

3億円事件から40年

3億円事件から40年が経ったことは、先日報道で知って
いたが特に書くつもりはなかった。だが、それを扱った、
ただし、全くの奇想天外な設定で、なかばそれを「使う」
かたちで、1960年代の少女と青年のある種、無垢な
恋愛感情を表した映画がテレビで放送されたので、
少し書いてみたい。

夜、TBSで放送された、2006年の映画、「初恋」。
今をときめく宮﨑あおいさんの主演。やはり巧い人だ。
もっとも、私はDVDで1年ほど前にこれを見ていたので
内容は知っていた。
1968年12月10日に起きた「3億円事件」。
それを奇抜な設定で仕立てた映画。
今回驚いたのは、もう1人の主役、劇中で計画立案犯を
演じた小出恵介さんで、この陰鬱で真面目な役と、
先日書いた(観た)「僕の彼女はサイボーグ」でのジロー
とは正反対の性格で、こういう演じ分けをできるのが俳優
なのだな、と、当たり前のことだろうが、あらためて感じた。
全く別人のような印象で、新聞で名前を見て、
「ああ、先日のジローか」と気づいたくらい、画面からは
全く気付かないほどの、見事な「演じ分け」だった。

ところで、当の3億円事件は結局、未解決のまま、1975年
に時効を迎えた。現在の貨幣価値に換算すると、
換算方法によって、30億円~80億円の幅があるようだが、
いずれにしても、普通のサラリーマンには無縁の、莫大な額だ。
先日もフジTVでドラマ仕立てで、真相に近づこうとする特集
が組まれていた。
そこでも伝えられていたが、実際には、当時の捜査陣は相当、
犯人に「接近していた」のだった。

19歳の少年。当時ではあまり存在が知られていなかった
「発煙筒」を使っての他の事件の前科。
しかも、父親がナント現職の白バイ警官で、白バイの知識等を
熟知していた。そして、ナント、あろうことか、少年は事件から
5日後に青酸カリにより自殺してしまったのだった。
もっとも少年を知る友人達は「自殺するようなヤツでは絶対に
ない」と証言している。また、自宅に駆け付けた警官らは
父親があまりにも冷静に無言で遺体の近くに立っていたこと
を異様に感じたと証言している。
なお、青酸カリの入手ルートは特定されていない。

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