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2008年8月11日 (月)

勇気をもって、ゆっくり行け

「報道ステーション」で金二連覇に隠された苦難の日々について
詳細にレポートされてた。
ケガやモチベーション低下等、相当な「どん底」を経験して
きたという。
一番興味深かったのは、更なる「泳法」の改善。
具体的には腕を使い過ぎないよう全身を使い、そのため
腕の「カキ」(ストローク)の回数を減らすこと。
特に前半の回数を減らすことで、後半の体力を維持して失速
しないようにすることにポイントを置いた。
アテネでは50mが18ストローク。これを17に。
今大会の準決勝、後半失速した際は、気負って19回と失敗
したが、世界新での優勝を決めた決勝では、前半、なんと
16ストローク。平井伯昌(のりまさ)コーチでさえ、
「数え間違えたかと思った」ほど余裕で、これが功を奏し、
後半加速できたことからの優勝となった。

ハギトモ(萩原智子)さんによれば、通常は「あり得ない」ほど
危険(リスキー)なこと、という。
要するに短距離=一発勝負だから、腕力をフル活動させて、
一気に勝負に行くのが「通常」で、ストロークを減じる泳法は
要するに「やりたくても、遅れるのが怖くてできない」という。

平井コーチは、スタート前、北島選手に一言だけ言った。
「勇気をもって、ゆっくり行け」。
師匠の言葉を、そして自分自身を信じてそのとおりにした
北島選手の勝利だったわけだ。
1つのレースの中に、どれほどの「ドラマ」が隠されているか、
その典型のような見事なレースだった。


初日の女子ウェイトリフティングの三宅宏実さん。
「(日程的に)メダル第1号か」などという声など気にしない
くらいの余裕が欲しかった。
それと、五輪メダリストが続く「三宅ファミリーの伝統」なんか
気にするくらいなら、やらないほうがよい。
自分のことを考えるだけでよいのに。

ヤワラちゃんは、正直言って、勝つ予感はあまりしなかった
ので、驚かなかった。
日本も世界も、いつまでも谷(田村)時代が続くようでは
逆にレベルを疑う。世代交代は当たり前の話し。

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