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2008年8月16日 (土)

ウサイン・ボルト 史上最速のスプリンター

もの心ついてから、夏の五輪では、100m男子決勝は当然毎回
注目して見てきたが、その数十年の中で、これほどの
「余裕」をもった世界新レコードで駆け抜けた選手は見たことは
無いし、今後もちょっと考え難い。

ジャマイカのウサイン・ボルト。
最後の10メートルくらいでは「流していた」というか、「遊び」と
いうか、「既にウイニング・ラン」体制になっていて、それで
9秒69。
もし、最後まで「本気で直進」していたら、9.65.、いや、
あるいは、9.59などの、コンマ5台のタイムが出ていたかも
知れない。恐るべきスプリンターの登場だ。

女子では、若い福島千里さんの今後に期待したい。
ただ、男子では、日本人はもうこの距離での陸上は
「やめたほうが良いのでは」というまでの、世界のレベルと
なってしまった感がある。挑むだけムダ、とすら思う。

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話し変わって、女三四郎こと、山口香さんが日経新聞夕刊に
その日の柔道の試合の印象を、相当厳し目に書いている。
鈴木桂治選手については、当初は「なんだかんだ言っても
金メダルに一番近いと思っていた」として、結果を驚き、
「五輪に出るだけの準備を本当に積んだのか、と言いたく
 なる」と、手厳しい。そして、
「監督やコーチが甘やかしていないか?」
「日本の選手の多くは「プロ」で、企業等から高給で待遇
 されている点は、欧州等の選手より恵まれているが、
 それがアダになっているのではないか?」
そして、反省として、日本勢が「言ってはならないこと」として、
「組ませてもらえなかった、外国のJUDOにやられた、
 五輪は何が起こるか分からない」という点を挙げ、
「今までそうやって自分たちの都合のいいように解釈して
 きたツケがここにきて回ってきている。世界の柔道から
 取り残されかけている」、と指摘している。

確かに、「母国」は日本でも、今や世界のJUDO。
フランスの柔道選手の数は日本のそれを上回っている。
優勝した石井選手が、「外国のJUDOを徹底的に研究した」
ことは象徴的な事例かもしれない。
「母国であることに「あぐら」をかいている時代は終わった」
ということなのだろう。
しかも、それを言うなら、1964年、東京大会の、
アントン・ヘーシンクの優勝から、それは始まっていたはず
なのだから。

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