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2008年8月 2日 (土)

白兵突撃という時代錯誤

ここ数日、深夜でキツかったが、NHK総合テレビでの放送、
「シリース 証言記録 兵士たちにの戦争」、を数日にわたり見た。

マニラ市街戦、ガダルカナル、ビアフ島、沖縄戦、
ペリュリュー島、インパール。

共通するのは、どれも無謀で、杜撰(ずさん)な計画、
要するに「行き当たりバッタリ」で、ただ「死んでこい」、
「死にに行け」とするムダなエセ精神主義だけが支配し、
それによる「現場」の無残な死に様ということだ。
補給物資を待つ兵士。しかし、そんなもの「大本営」が送る
わけもなかった。物資的にもそうだし、補給経路自体、
既にどんどん米軍あるいは連合軍が攻撃して封じ込めて
いた。
圧倒的な物量、兵器量、兵士量のアメリカを軽んじて甘く
見た「大本営」の愚かさ。軍部の無能さ。

現場にあるのは銃撃や爆撃により体がバラけるまでの惨たら
しい死に様。あるいは、実は戦死の相当な比率を占めると
言われている「餓死」あるいは「病死」による累々とした
死体のヤマ。

中でも戦術して呆れるほどのバカげていたのは、
「斬り込み」や「白兵突撃」という、要するに銃ではなく、
敵陣地にこっそり突入して行き、銃剣(刀)で襲いかかる、
というもの。前者は手榴弾で戦車に向かって「自爆」すること
も含まれるようだが、後者は剣で突く、という原始的な方法。

おいおい、「長篠の戦」ですら、信長軍の鉄砲隊に向かって
行った武田勝頼軍は「騎馬隊」といって、馬があったのに、
「気づかれないため」に歩き、銃撃でなく、剣で突くとは
約400年前の「長篠の戦の武田軍以下のお粗末さ」と言える
わけで、「無意味な死」に入っていかざるを得なかった一兵卒の
男子たちに同情するしかない。
しかも、相手は、信長軍(時代)の鉄砲より、比べ物にならない
程の高性能にして圧倒的な武器、火力を保有していた大編隊
の部隊だったのだ。

だから、そうしたお粗末な攻撃を命令した指揮官達は、
10回切腹して自害しても、まだ足りないくらいの責任を追って
いると思う。

なお、ペリュリュー島にいた日本兵約10,000人のうち、
帰国できた人は、34人。
いわゆる「インパール作戦」でも、約4,000人いた日本兵の
9割以上は戦死している。

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