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2008年7月31日 (木)

韓国人気質&竹島問題について

韓国の人の「熱い心、エネルギー」に関心が無いことはないし、
ある種の羨ましさを感じないこともないが、しかし、米国産牛肉輸入
解禁に対してのデモや、今回、また騒ぎになっている竹島問題にしても
「よくもああまで、早々に大掛かりなデモを行えるなあ」と、
妙に感心、というか、皮肉りたくなる。

前者では、健康安全に関わると言ったって、あのデモの急激さと
規模には違和感を禁じ得なかった。
後者=竹島問題、でも、韓国も日本も、
「あんなちっぽけな岩の塊」で、ギャーギャー言ってるほど、経済的
にも、国内の労務状況的にも、「互いにそんな余裕は無いはず」
と思うのだが。

ただ、日本人、日本として、ダメだなあ、ということを思うには、
近・現代史をまともに学校で教えていない教育が、今の日本で
まかりとおっているわけで、そんな状況下の国民に、「愛国」だの、
「ナショナリズム」だの言ったって、理解できようもなく、竹島どころか
今の若い人の中では、8月6日、9日、15日、が、どういう日なのか
知らない人が増えているという。

良い悪い(内容の是非、質)は別として、20世紀(1901年)に
入ってからの国史を徹底的に教育している中国や韓国の青年達と
日本の若者層との決定的な違いは、やはり教育に根本的な原因
があると思う。

マスコミにおいても、竹島問題が浮上したときに、国民に
キチンと経緯を説明するテレビ番組がほとんど皆無なのに驚く。
マスコミの怠慢である。

なので、整理してみよう。

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1905年、明治政府は竹島を島根県に編入し国際法的にも
日本の領土になった。しかし日本の敗戦後、GHQは竹島を
沖縄や小笠原諸島と同様に、日本の行政権から外した。
これを口実に1952年1月18日、李承晩(イ・スンマン)韓国
初代大統領は海洋主権の宣言ライン、いわゆる「李承晩ライン」
を設け、韓国は竹島周辺海域の水産資源を得る事になる。
これが日韓の竹島問題の始まりである。

すなわち、
1946(昭和21)年1月、連合国総司令部は、「竹島は、日本が
政治上または行政上の権力を停止すべき特定地域の1つ」とし、
また、同年6月に、いわゆる「マッカーサー・ライン」の設定に関す
る「日本の漁業及び捕鯨業許可区域に関する覚書」が発せられ、
竹島は、日本漁船の操業区域外の地域として指定されたが、
これらの連合国総司令部覚書の文中には、いずれも日本国領土
帰属の最終的決定に関するものではないことが明記されており、
これらが竹島を日本の領土から除外したものではないと言える。

1952(昭和27)年4月に発効した「日本国との平和条約」、
いわゆる「サンフランシスコ平和条約」の草案起草過程において、
韓国は米国に対し、日本が権利、権原及び請求権を放棄する
地域の1つに竹島を加えるよう要求したが、米国は、
「かつて竹島は朝鮮領土として扱われたことはなく、朝鮮に
 よって領有権が主張されたとも思われない」旨回答し、
この要求を拒否した。

1952(昭和27)年4月、連合国総司令部は「マッカーサー・ライン」
を撤廃し、直後に「サンフランシスコ平和条約」が発効。
これに先立つ同年1月、李承晩韓国大統領は、
「海洋主権宣言」を行って、いわゆる「李承晩ライン」を国際法
に反して一方的に設定し、そのライン内に竹島を取り込んだ。
韓国側の措置は、公海上における違法な線引きと言える。

1952(昭和27)年7月、日米安全保障条約の実施のために設立
された日米合同委員会は、日米行政協定(当時)に基づき、
在日米軍の使用する海上演習及び訓練区域の1つとして竹島を
指定し、1953(昭和28)年3月、同委員会により、竹島の
演習区域からの解除が決定。これにより、竹島での漁業が再び
行われることとなったが、韓国人も竹島やその周辺で漁業に従事
していることが確認された。

1954(昭和29)年6月、韓国内務部は、
「韓国沿岸警備隊は、竹島を日本の侵略から守るため、
 駐留部隊を同島に急派した。」と発表。韓国は警備隊を竹島に
駐留開始し、灯台を建設。

韓国による「李承晩ライン」の設定以降、韓国側が行う竹島の
領有権の主張、漁業従事、巡視船に対する射撃、構築物の
設置。日本は、この問題の平和的手段による解決を図るべく、
1954(昭和29)年9月、韓国側に対してこの紛争を
国際司法裁判所に付託することにつき提案したが、韓国はこれを
拒否。
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とまあ、こうだ。
竹島は、それ自体から得られる利益はほとんど無いはずだが、
ではなぜ、ガタガタ揉めているのか?
周囲の広大な「排他的経済水域」の漁業権や海底資源が獲得
できる、ということがある。
現在この島の排他的経済水域内で石油などの海底資源は
見つかっていなにので、最も問題になるのは漁業権。

日韓漁業協定では竹島問題については棚上げされ、双方
相手国の排他的経済水域内での漁獲が制限付きで認められて
いるが、韓国寄り海域では韓国軍が頻繁に監視を続けている
ため、日本漁船は近づきがたい状況になっている。

韓国側では、時期を問わず官民挙げての広報が盛んで、
多くの国民が竹島問題に強い関心を向けているという。
韓国国内の多くの場所では「独島はわが領土」という看板や
横断幕が見られ、韓国の中高歴史教科書においては、
17世紀末に韓国の漁民安龍福が松島(現在の竹島)を朝鮮の
領土であることを認めさせるために日本に渡った事を大きく記して
いるほか、小学、幼稚園児にまで竹島領有の正当性を教育して
いるという。


かつて、KCIAを利用した強硬な大統領であった、朴正煕
大韓民国元大統領(後年、そのKCIAメンバーによあり暗殺
された)は、戦前、日本の陸軍士官学校に留学したことも
あってか、
「独島(竹島)問題は、韓国には譲れない一線だし、日本にも
 譲れない一線のはずだ。それならば、いっそ、
 韓日友好の妨げになる無人島など爆破してしまえ」、
と、意外な、というか、興味深い発言を残した、と伝えられて
おり、また、以前、日本の外務省、アジア局長も韓国側に対して、
「竹島は無価値な島。日比谷公園位の大きさしかないんだから
 爆破して問題を無くしてしまえばいい」と、
同じ様な事を述べたと言われている。

正に、このへんが、「落としどころ」ではないだろうか?

あんな、「せこい岩」などのために友好関係を損なうのは
バケげていると思う。
「無いもの」として、あらためて、領海、漁業権等を両国が誠意を
もって真面目に「仲良く」話し合うべきだと思う。

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