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2008年6月 7日 (土)

グローバリゼーション、エッセイスト

2年前にガンのため56歳で早逝した、ロシア語通訳者でユニーク
な著作をしていた、米原万里さんが、こう書いている。
「アメリカ人の言うグローバリゼーションは、自分たちの基準を
 押しつけることであり、日本人の思うグローバリゼーションは、
 世界の基準に自分を合わせることだ」

ここには、多くの言い当てた真理が内包されていると思う。

それにしても、米原さんといい、哲学者の故・池田晶子さんと
いい、優秀で、真摯で、温かく誠実で、しかもユーモアに富んだ
考察者、物書き者が早逝し、そういう魅力的な著者、特に女性が
少なくなっているのは残念なことだ。

世の中=日本において、女性に反発を買うことを承知で書くと、
女性の優秀な著作者のなんと少ないことだろう。
作家もそう。ここ10年くらいで世に出てきている女流作家で、
「まとも」で、真に後世に残る作家はほとんどいないと思う。
芥川賞を獲ろうが、直木賞を獲ろうが、それこそ、
「そんなの関係ねえ」だ。

よく、新聞広告や雑誌対談等で、その人が特に女性のとき、
「肩書き」に「エッセイスト」とする人が、ここ20年ほどの間、よく
見かけてきたが、いつも不思議だった。
「この人、何を書いていたってけ?」と。
安藤和津、とか。

私は肩書とか、もちろん学歴とかでは人を全く判断しない人間
なので、とにかく、何を書いているか、発言しているか、
世に送り出しているか、ということにしか、興味は無い。
(特にマスメディアに登場する人には)

女優でも、ろくな出演作品歴もないのに、ときどきそういう
肩書きを出す人がいる。高田万由子とか。「女優」などとは
「おこがましい」だけでなく、加えて「東大卒」なんか(だけ)を
「売り物」にしているからアチが悪い。
タレント、女優などに「東大卒は関係無い」のに。

同じ「東大卒」でも、菊川怜さんは「よくやっている」と思う。
演技も依然は、「微妙にヘタ」だったが、最近は巧くなってきて
いて、彼女はもう、「東大卒」なんて「関係無く」、ちゃんと
良い仕事を真面目にやっていると思う。

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