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2008年6月29日 (日)

偽装ではなく詐欺

「飛騨牛」にしても、「一色産うなぎ」の問題にしても、こういうことは
「偽装」という現象的言語を使用するより、刑法言語としての
「詐欺」という言葉を最初から使って欲しい。
もちろん、それを法的に起訴してからの罪状を提示しないと簡単に
勝手に使えないのだが。

以前、「使い回し」の問題を取り上げた際、あのときは前段で少し
触れただけで、後日(ネタバレしておくと)「ブランドは所詮タブー」
とでも題して書こうと思っているため、さらっと流してしまったが、
船場吉兆で、経営者が一番ボンクラだったのは、
「どうして、あのような「内部告発」が出たのか?」ということを、
どこまで真剣に考えたのか?、という点があるのだ。

想像するに、「老舗」、「名料亭」に正に(いみじくも、あの
「囁きお婆」が言及したように)「あぐらをかいていた」ようで、
どうせ、従業員を「奴隷」に近い程度にしか考えていなかったの
ではないか、そういう点に気がついて反省したのか?、
ということが一番の疑問だった。

今回の、特にあの「飛騨牛」の会社の(今どき珍しいくらいの)
ワンマンというより、ほとんど「アホ」の社長を見ていると、組織が
合理的で「偽り無く」できている経営(者)こそが肝心であることを
痛切に思うわけだが、そういうこととは無縁の(特に未上場とか
中小での)オーナーが多いことに今更ながら呆れるが、これは
煎じ詰めると、結局、どういう人間が親分なのか、という、
そのオーナーの人間性、人格、そして、いわゆる「器」の大きさ、
小ささ、ということに終始するように思える。

先ほど、「特に未上場とか」と書いたが、もちろん、「ノヴァ」社や
「グッドウィル」などの「なんで上場できたの?」というレベルの
内容(欺瞞的組織)の会社もあることも言うまでも無い。

そういえば、逮捕された、堤義明氏も、マスコミに向かって、
 「取締役会?僕は会議が「嫌い」だから、そんなものは
  やった記憶は無いな」、などと、平然と「ホザいて」
いたことがあった。

おいおい、「それって会社法(当時は商法)違反ですよ」、と、
周囲は誰も「教えてあげなかった」のだろうか?

法令無知の経営者ほど恐ろしいものはない。
そして、何よりも「社員を大切に考えない経営者の会社」が、
永久に存続することは「100%有り得ない」と断言してよい。

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