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2008年5月21日 (水)

栗原 恵の成長

全日本女子バレーボールは順調に勝ち進んでいる。
メグ=栗原 恵については、私はいろいろな人に折りあるごとに
「10年に1人の逸材」と言ってきたが、前回からの精神的成長も
加わり、不動のエースだし、才能は疑いようもない。

今回は特に「表情」が良い。いい意味で引き締まっていて、
集中と(プレッシャーとは逆の意味の)責任感に満ちた
「精悍な表情」をしている。
4年前は、まだまだ高校出たての、初々しいが、世間知らず
の感じ、という印象があったが、今回は(加えて)、
インタビューなども、4年前とはまるで別人のような、
しっかりとした明確な自分の意見=やるべきこと、修正して
いくこと等々をはっきり言及している。
4年前には全く無かった言動、シーンだ。

前回の五輪後のVリーグでは、入社=入部したNECチーム
とは「ウマ」が合わず、尊敬するレオ(佐々木選手)を追って
山形のパイオニアに移籍。規定上、移籍後1年間は公式試合
に出られないことを承知で、だ。
覚悟のうえとはいえ、これだけの選手が1年間も試合に出れ
なかったことは本人が一番辛かったろうし、ケガも多い時期も
あり、一時は引退を考えたこともあった、という。

アリーナ席(コートのすぐ近く)だと、選手たちを当然ま近で
見れるのだが、何年か前、アリーナ席で見た メグちゃんの、
スラリとした背丈と容姿は本当にカッコ良く、見た瞬間、
「あっ、この子は生まれながら「スター」だな」、と思った。
もちろん、外見だけでは無い意味で。

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スポーツ選手は(バレーに限らないだろうが)ケガに泣く。
美人で料理が得意な(大山が尊敬している)落合真理さんは
ケガで数ヶ月前に引退してしまったし、今回は大山も、菅山も
出られなかった。

リベロの佐野がいい。4年前は、アテネ直前で、代表落ちし、
みんなの世話役(ユニホーム洗い等)をかって出たけれど、
悔しさは当然大きかったようで、その後、1人で欧州に渡り、
フランスのチームに加わるなどの研鑽に励んだのだが、
小柄で優しそうな表情からは想像がつかないくらい、
「バレーボールへの愛情」を感じさせる人だ。
実際、とても巧くなっている。さすが、Vリーグの
「ベスト・リベロ賞」を獲得しただけのことはある。

サオリン=木村沙織は天才。あの器用さは、ちょっと類を
見ないくらいの抜群のセンスだ。
親友だった1年後輩のバレーボール選手、横山友美佳選手が、
がんのため、大会直前の4月に亡くなる、という深い悲しみと
衝撃に接してしまったサオリン。
「友の分までと」、期するところの大きいことは容易に想像
できる。

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