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2008年5月19日 (月)

北京五輪 2ヵ月くらい延期したほうがよいと思うが

中国における建物の「耐震偽装」は噂では聞いていた。
というか、もともと「遵法精神」なんてまだまだ育成されていない
国民社会だ。それはそれとして、いや、そういうことが結局、
結果として今回はむごたらしく、ヒドイ状況を生じさせており、
惨状にあらためて言葉を失う。

中学校がつぶれていて、日本から行っている緊急援助隊の
皆さんがガレキをどかそうとしているTV映像に映っている部分は
1階ではなく、実は3階なのだという。

授業中だった時間帯で、実際、その場所でも、まだ1,000人
前後の生徒らが見つかっていない、という。


今回は、日本から国際緊急援助隊が入ることを中国政府が
了承してくれたのは良かったが、さすがに、4日も5日も経って
からだったから、「手遅れ」感はしてしまう。
当の隊員達が一番悔しいだろう。
今後は、医療チームが出向き、生存者のケガや病等の治癒の
サポートを行うという。

国際緊急援助隊が現地入りし、「いかなる労苦もいとわない」
と発言したり、遺体を見つけ出した折、黙祷を捧げるシーンが
中国のTV,新聞のニュースやネットで流されたことから、
「ありがとう、日本の皆さん、感動している」という主旨の
書き込みがネットで増えているという。

事態が事態だから、単純に喜ぶのは不謹慎で控えるにしても、
つい最近までは、「小泉、靖国参拝」を大きな理由の1つとして
「険悪な」関係にあった両国のことを思うと、考えられない
くらいの「劇的な変化」ではあるが、先述のとおり、
それは中国の多くの市民・国民の犠牲に基づいている以上、
「あからさまな「ええかっこしい」的な喜びを出しては中国国民に
失礼だ」、と、日本人1人1人は肝に銘じておくべきだろう。


それにしても、「五輪」はもうそこまで来ている。
こうした状況では、他国の選手団だって、開会式の入場の際、
ニコニコして入場行進することに躊躇してしまうだろうし、
多くの(中国国内だけでなく、国際的にも)「都合」はあるだろう
けれども、可能ならやはり、最低でも 2ヶ月くらいは先延ばし
したほうがよいと思うのだが。

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