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2008年2月19日 (火)

目前の民間船を守れず、国を守れるのか?

千葉県房総半島沖で19日早朝、海上自衛隊のイージス艦「あたご」
と、漁船「清徳丸」が衝突した。
被害者の安否が確認されていないので、その捜索を第一としていた
だくのが大前提であることを承知で、事故そのものを考察する。

一番驚いたのは、吉川海上幕僚長が、イージス艦のレーダーは、
「小さいものはレーダーに映らないこともあり得る」と発言したことだ。

「はあ? 最新鋭なんでしょ? 高価な艦なのでしょ?
 我々の税金で購入しているんでしょ?・・・・」、と、
次々と言いたくなる。「最新鋭」が聞いて呆れる。

爆破を狙う小型工作船や潜水艦の魚雷が近付いたとしても、
「映らない」のだろうか?と、素朴に素人質問が浮かぶ。
渡辺善美金融大臣の「自爆テロ船」だったらどうするんだ、
という発言は誤解されやすいにしても、当を得ている。


海上自衛隊の説明が全てヘン。
「漁船の「緑色の」ランプが見えた・」・・・有り得ない。
「衝突後、1分後に救助活動を始めた」・・・ムリ。

しかも、海上幕僚長に情報が届いたのが事故から約40分後。
防衛大臣にはそれから空白の40分以上後の、事故から
約1時間30分後。
総理には更にそこから約30分後=事故から2時間後。

映画、「亡国のイージス」をすぐ思い出した。
映画としてはたいしたことなく、「北」からの侵入という題材としては
その数年前の「宣戦布告」のほうが「日本国土への上陸」という点で
深刻な内容だったが、「亡国のイージス」は、正に、イージス艦が
占拠されるもので、犯人グループのリーダー役、中井貴一が発する
言葉が印象的だった。正確な語句は忘れたが、
「腑抜けの日本人どもよ」、という主旨の言葉を吐くのだ。

とにかく、行方不明の親子の捜索と、ウソ偽りの無い原因究明、
二度と起こさない対策、等の早急な対応を求める。


日本の、特に若い人へ。
自衛隊には残念ながら昔から、「国民よりも自分達」という意識の
歴史があるのです。
「雫石事故」というのがあります。1971年7月30日、岩手県雫石
付近上空で、全日空の旅客機と航空自衛隊の戦闘機が衝突。
旅客機は、乗客・乗員の計162人が全員死亡。
戦闘機パイロットは直前にパラシュートで脱出して助かっています。
その後の裁判なども興味があればご自身でお調べください。
自衛隊の「おぞましい構造体質」のようなものが透けて見えて
きますので。

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