« カンブリア宮殿に中島社長登場 | トップページ | 堕落のオイルマネー 中東ハンドボール界をぶっ飛ばせ »

2008年1月29日 (火)

福士さん、カッコ良かったです

マラソンは、KO勝負となったボクシングなどとともに、そのアスリート
の「栄光」と同時に、ときとして、惨めで残酷なシーンを私達の前に
晒すことがある。

2003年の東京国際女子マラソンのQちゃんの失速は衝撃的だった
し、もう更新されないのではないかと思える世界記録タイムを持つ、
ラドクリフさんでさえ、アテネ五輪では、涙の途中棄権となった。

今月27日の大阪国際女子マラソンでは、中距離トラックでの国内の
第一人者である福士加代子さんが、マラソン初挑戦ということで、
注目度の高いレースとなった。

30Kmまでは独走状態だったから、誰もが「初マラソンでの優勝」を
想像していたが、「未知」の場面である30Kmを過ぎてから明らかに
バテバテ状態になり、途中だけでなく、トラックに入ってからも何度
も転倒し、スタンド観戦していたご両親だけでなく、全観衆、私を
含むテレビ観戦していた皆は、「もういいから」、と、
「もう少しでゴールだから何とか頑張って」という相反した感情が
交錯し、胸を熱くしたことだろう。

途中で止めていても何とでも言い訳をできただろうし、第一、
これだけの有名選手だから「醜態」は見せたくはなかったはずだと
思うが、そうした表面的な「カッコつけ」などは考えず、完走した姿は
やはり忘れ得ぬシーンとなった。

何もカッコイイ姿だけが、自分や他者において、晴れがましいシーン
では必ずしもなく、まして、「そもそも人生なんて、そんなにカッコの
良いものではないですよ」、とでも我々に再認識させてくれるような、
彼女らしい「勇姿」だったと思う。

あのシーンは、勝敗やタイムを超えたところでの、今後においても
多くの人にとって忘れ得ぬシーンとなったはずである。

« カンブリア宮殿に中島社長登場 | トップページ | 堕落のオイルマネー 中東ハンドボール界をぶっ飛ばせ »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック