« 1951年バイロイト盤 2つの音源をめぐって | トップページ | ブザマな横綱 »

2007年9月 1日 (土)

なぜ殺人警官に退職金が支給されるのか?

立川署の巡査長による市民の殺害。警察官の不祥事、
ここに極まれり。いくら「恋愛感情」という、もっとも個人的で
ヤッカイなものがある事件とはいえ、市民を守るはずの、
そしてその最終手段としての拳銃を女性に2発撃ち、
殺害するとは信じがたいことだ。

その犯人である警官が「死亡して、退職していないから」との
理由で、退職金が警官の遺族に支払われるという。
自殺した犯人の遺族は「申し訳ないから、被害者のご遺族に
お渡しする」と言っているそうだし、もっともだが、それ以前に
受け取りを辞退し、自分たちの力で被害者ご遺族に何か
報いるべきだろうし、そもそも「なぜ、殺人犯である警官の退職金が
有効に支払われるのか?」が理解できない。
自殺していなければ、当然、逮捕、懲戒免職であって、
それであれば支払われないはずであるのに、
「死亡しているので形式的に懲戒免職にできない」というが、
死亡後でも事情により、そうした処罰を可能としても何らおかしな
ことはないと思う。

1978年、東京の警察官が女子大生を殺害した事件の際は、
当時の土田国保警視総監は辞職しているのだ。
今回はそういう話は無く、警視庁はホームページでお詫び記事を
掲載している程度である。
これもとんでもないことだ。29年前の土田氏の「潔さ」は、最近の
日本の「公人(公務員)」には無くなってしまっているのだろう。

別件だが、松嶋元九州厚生労働局長が、「退職しているので」
在職中の不正を法的に追求するのが難しい、というのも
おかしな話だ。
先述のとおり、「生前、在職中」の不正等について追及できる
ように法整備すればいいだけのことではないか?
そんな能力や気概も今のこの国の役人には無いのか?
情けない話である。

先述の、故・土田国保さんについては、個人的に少しご縁というか、
思い出があるので、これは後日書いてみたい。

« 1951年バイロイト盤 2つの音源をめぐって | トップページ | ブザマな横綱 »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック