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2007年8月15日 (水)

ハートフル イマジン

先ほど書いたが、黒柳徹子さんの司会による、
「ハートフルコンサート」が今年で17年連続開催された。
私はこの企画のことは知らずにいたし、会場に行く前は、
通常の「ポップス・コンサート」なのかなあ、くらいの認識だった。

言うまでもなく、黒柳さんはユニセフ親善大使の活動を長年されて
きている。この演奏会もその関連。
特に、終わり近くは、アフリカの実情、子供たちがおかれた
過酷な状況を拝聴し、言葉を失い、胸が締め付けられる思い
だった。
このことは臼木あいさんも自身のHPのブログで書いておられる。
アフリカの(といっても広大な土地だから、その中でも地域に
より様々だろうが)実情が改善の方向に進んでいるのかさえも
理解しにくい。
南アフリカの「アパルトヘイト」が少なくとも公的(法的)に排除
されたことは、10~20年以上前だったら考えられないことで、
それ自体は「進歩」だとは思うから、地域により、生活レベルや
治安の向上もあるのだろうけれど、内戦が終わらない地域も
少なくないことは本当に痛ましく、何とかならないものかと思う。


もっとも、この日の演奏会はそういう話は最後くらいで、実に楽しく
愉快なスピーチを織り交ぜての演奏会だった。特に、カバリエが
「トスカ」を演じたときのエピソードには爆笑。
黒柳さん一流のトークだが、どこまで本当の話か、と思うくらい
面白かった。
演奏も、あいさんの4曲の歌唱を含め、タンホイザー序曲等、
迫力ある内容だった。
あいさんの3曲目、トマ作曲の「ハムレット」からの長大なアリアは、
彼女が2003年の「音コン」で歌い、優勝したときの曲=私がテレビ
で見て驚嘆し、彼女のファンになるキッカケになった曲でもある
のだが、この日の歌唱も本当に立派。彼女の声の質感が
この曲とよく合っているのだと思う。

全体のアンコールは、ジョン・レノンの「イマジン」をポップ調に
アレンジしたもの。プログラムの最後にもその歌詞が記されて
いたし、ここに紹介するまでもなく、戦争のない世界と人類愛を
素朴に語りかけた素晴らしい歌だ。
世界の「内戦」よ、その音を止めよ!

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