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2007年5月13日 (日)

宗次ホール

東証一部上場企業の、カレーライスのチェーン店の企業
「CoCo壱番屋」の創業者、宗次徳二さん(58)は、
もっとも尊敬する経営者の1人だ。
宗次さんの極貧の少年時代。両親の顔は知らず、
児童養護施設に預けられた。
養父母に引き取らてからもボロアパートでの生活、その養父母も
後、離婚。もっとも
「不幸と思ったことはない。鍛えられたので、その後の人生には
 プラスだった」というのはまだ想像がつくコメント
にいても、
「貧乏の反動で、金をもうけてやろう、と思ったこともない」、
というのはスゴイ。普通はそこから「もうけるぞ」とくるのだが、
宗次さんは違った。でも、結果は大成功。
人柄の勝利、という印象を強く感じる。

名古屋で夫婦で始めた喫茶店。そこで出したカレーライスの
評判がよく、その専門店を創り、いまでは全国規模、なおかつ
素晴らしく家庭的な味で、トッピング・メニューも豊富な、
私にとって、「日本一素晴らしいカレー屋さん」を展開する
企業になった。

宗次さんは、高校生のときに聴いたメンデルスゾーンの
ヴァイオリン協奏曲に感動して以来、クラシック音楽の大ファン
となり、今では、五嶋龍さんにストラディバリウスを貸与するという
社会貢献を行えるに至っている。
数年前に株式の売却益で20億円以上が自身の口座に振り込まれ
た際、奥さんと出した結論は、
「これは私たちの金じゃない。社会のために使おう」だった。
今年3月、名古屋市に、クラシック専用の、小ホール、
「宗次ホール」をオープンさせた。建設費も約20数億円。
事業も、数年前に一線をしりぞく。
ただし、息子に引継せたのではなく、長く苦労をともにした、
たたき上げの役員に社長を譲った。
何から何まで、なかなかまねのできることではない。
いつか、そのホールに行ってみよう。

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