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2007年3月20日 (火)

篠田監督が語る武満徹

NHK教育の知るを楽しむシリーズで、火曜日夜10:30から
ここ数回、映画監督の篠田正浩さんが武満徹さんについて
語っている。
2人は公私共に親しかったことは今更いうまでもない。
第3回目では「難しいゲンダイ音楽」とはおよそ正反対の
「うた」の話題。武満の「うた」のことは以前も書いているので
短くしたいが、「小さな空」、「死んだ男の残したものは」、
「翼」、等、素敵なものが多い。
故・岩城宏之さんが1984年に東京混声合唱団と録音した
ものは素晴らしいディスクで、私の愛聴盤の1つだ。

最近はいくつかの曲を、長谷川陽子さんがチェロ弾いたり、
またクラシック歌手がソロとして、「小さな空」等を歌うように
なってきているのも嬉しい。
鵜飼文子さん、林美智子さん、家田紀子さんが歌っているし、
錦織健さん、森麻季さんもどこかのプログラムで見たような
気がする。
番組では石川セリさんと篠田監督の対談もあった。
セリさんのダンナの井上陽水さんは武満と親しく交流を結んで
いたのは有名。
セリさんの歌ったCDも持っているが、そのアルバムとは別の
CDで、「MI・YO・TA」という歌がステキだ。
何ともいえない哀愁。
これは昔、武満さんが口づさんだ旋律を密かに黛さんメモして
おき、武満さんの葬儀の際、黛さんから紹介された旋律で、
これに谷川俊太郎さんが作詞、服部隆之さんが室内楽の
アレンジをし、それをバックにセリさんが歌った単独のCD。
本当にステキ。
武満の「うた」を知らない人は人生の喜びの1つを知らないでいる
と言っても過言ではない。

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