死刑判決を支持する
2004年11月に奈良市で起きた小学1年生殺害事件の犯人に
対する判決が出た(奈良地裁)。
「死刑」。当然である。
しかもこの犯人は全然反省しないばかりか、ご遺族を挑発する
ような言動を法廷等でとっており、死刑を望んでいるのだろう。
(では、何故、自殺しないのだろうか?自死する勇気は無い、
ということらしい。情けないヤツだ)。
「永山事例」だかなんだか知らないが、被害者が1人である事件
にしては「異例」というが、今までが「異例(あるいは異常)」
であったにすぎない。
この国はずっと、「死刑判決を出しにくい国」でこれまできた。
言ってみれば「加害者には配慮するが、被害者には冷たい国」
と言える。そろそろこうした現状は改めたい。
山口県光市の母子殺害事件での本村さんの「戦い」は続いている。
あれも「死刑は当然」だと思う。
広島市での、ペルー人による幼児殺害事件に対する無期判決も
「甘い」と思う。
それから、刑の執行についても、少なくとも冤罪の可能性のゼロ
のもの、例えば池田小学校での事件(犯人は処刑済)のような
場合は、さっさと実行すべきである。
ところで、退任するからいいようなものの、杉浦法相の
死刑執行拒否の判断はとんでもない「怠慢」だ。
法相の資格無し。
「私の宗教観、哲学」とか「理由の如何を問わず他の人間の命を
奪うことは許されない」とのコメントは笑止である。
後段はそうであるからこそ、それを行った犯人を罰する、
ということをまるで理解できていない。
法務大臣に任命するほうも受けるほうも「おフザケ」すぎだ。
理不尽な殺人に対しては、徹底的に厳しい国でありたい。
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