« 森麻季さん | トップページ | 泣きぬれてくれる人 »

2006年9月22日 (金)

都庁舎 バブルの塔の印象としての

最近、仕事の関係で都庁舎の内部をじっくり見た。
外観からして確かに「スゴイ」ものだ。とにかく巨大。
さしもの巨大ビル群の西新宿にあっても敷地面積、体積とも
断然チャンピオン。
建物も近代的な感を敢えてはずしたように「中世的な」肌合い
の色。それなりの感性は解らなくはない。
構造は大きく3つに分かれる。

第一本庁舎(地上48階、地下3階)、
第二本庁舎(地上34階、地下3階)、
都議会議事堂(地上7階、地下1階)。
どれも1階はガランとして「何も無い」感じ。
これだけ巨大な庁舎が都民に必要であるという説得力は建物
そのもからは全く感じられない。
1980年代に見られた「見栄」とか「カッコつけ」
「映像的虚栄あるいは錯覚、空虚なヒーロー主義
(ブーニンブームなんかその典型)」
「独善的しあわせ演出主義」等々が透けて見えてくるのは不思議。
まあ、私の偏見、ひがみ、といえばそうだけど。

移転前の丸の内の庁舎を知っているので(会社が近くにあったので
食堂にも何度か行った)、あのころ(1982、3年)に比べて、
もちろん経済発展はあったにせよ必要性が数倍化したとは思えない
のだ。
とまあ、観念的な批判をしてもしょうがないので、もう少し時間を
かけて研究してみよう。


ご参考 : 8月31日の「ここ半年で見た映画2」 で、
その後2つを追加しました。
  1「シュガー&スパイス」(沢尻エリカ主演)
  2「奥様は魔女」 (ニコール・キッドマン主演)

« 森麻季さん | トップページ | 泣きぬれてくれる人 »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック