« 映画「シムソンズ」はお薦め | トップページ | 新書本の充実 »

2006年8月14日 (月)

TOBは責任を持って行え

昨年、堀江氏が仕掛けて以来、特に注目を集めるようになった
「TOB」だが、当面沈静化するのかなと思っていたら、
王子製紙による北越製紙向けのものに続き、紳士服のAOKIが
福岡のフタタに対して仕掛けており、前者では北越側にいる
三菱商事、王子側では(中立という日本的慣行を捨てた)
野村證券ともどもの争いとなり、後者ではフタタの大株主である
コナカを巻き込んでの状況となっている。

昨年の騒ぎのときにもさんざん言われたように、「本家」である
アメリカにおいてでさえ「敵対的買収」は結局うまくは行かない
のだ、という反省から「流行らなく」なっているというのに、
日本は市場資本論理よろしく「結構なことだ」。
(むろん皮肉で言ってます)。

経験上からも、直接・間接、合併の「内部状況」はある程度
知っている。
「友好的な合併(?)」ですら、実際は大変なことが多いし、
そうならなければ「幸福」であった人も、それがために
「難しい状況」に入った人を何人も知っている。
いわんや「敵対的」はどういうことになるかは言及するまでもない
と思う。

1つ言いたいことは、王子、AOKIという「仕掛けた側」の
役員は腹をくくってそういうことに臨むべし、ということだ。
仕掛けた結果が「成功」しなかったときは、社長だけでなく
全取締役は即退任すべきである。
そのくらいの「覚悟」でやっているのだろうか?
また、逆に、「仕掛けられた側」がもし防戦に失敗したり、
あるいは話に乗った結果、会社をダメにしたときも当然、
全取締役が「切腹」するのは当然である。

株主に対してだけでなく、言うまでもなく全従業員の生活に対して
有している「責任」というものをしっかりと認識している役員が
世の中にどのくらいの割合で存在しているのか、
心もとなく感じているのは私だけであろうか?

« 映画「シムソンズ」はお薦め | トップページ | 新書本の充実 »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック