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2006年2月22日 (水)

ここ半年間ほどで見た映画について

ここ半年間ほど、DVDだけでなく、劇場で相当数、映画を見て
きているので感想を書いてみたい。

「宇宙戦争」 (劇場)
  ヒドイ作品。スピルバーグ最大の失敗作。
  最低。こんなにガッカリして映画館を出た記憶が無い。

「妖怪大戦争」 (劇場)
  楽しめた。第一級の娯楽作品。最後のほうでは
  2つほどヒューマンな「仕掛け」があって、ジーンとする。
  単なるゲテモノ映画で終わらせないのは
  さすが水木しげる原作だ。

「あずみ 2 Death or Love」 (DVD)
  第一作同様、上戸彩が魅力的だ。
  上戸さんは普段はバカッぽいのに、役に入るとピシッと
  きまって素晴らしい。
  あと、妖怪大戦争といい、栗山千明さんが最近売れっ子
  のようで、よく出ている。

「ハウルの動く城」 (DVD)
  なかなかいいけど、宮崎作品もだんだん「手の内」が
  見えてきているような感じがする。
  最初は感動するけど、後々までそうか、と言われると
  判らない。

「透光の樹」 (DVD)
  大人のエロスがいい。
  秋吉久美子さん、とても50歳過ぎには見えない美しい肢体。

「亡国のイージス」 (DVD)
  以前「宣戦布告」という映画で、「北から侵攻」と防衛上の
  問題点が描かれていたので、なんだか「亜流」の感じがした。
  「そういう問題点はもう知ってますよ」と言いたくなって
  しまうし、豪華キャストの割には今ひとつ作品としての
  充実感が無かったと思う。

「この胸いっぱいの愛を」 (劇場)
  タイトルが良いので見たのだが、内容は「まあまあ」か。
  「過去に戻る」というのは興味深い設定なのだが、
  実はストーリーが進んでいくと、もう1つ「ひねり」が
  あることが判り、驚く。
  そのことを直接書くのはやめるが、実はこの後半の
  「しかけ」を作っている映画が昨今やたら多いのが
  気になる。
  少し言っちゃうと「死者との対話」というか、
  死者と現世者とがいっしょに物語を進めていく、という設定。
  トヨエツの「DOG STAR」もそうだし、
  「いま、会いにゆきます」、「父と暮らせば」など、
  ここ数年のブームですらある感じがする。洋画にもある。
  なるほど、私にも生き返って欲しいと思う人は親戚だけでなく
  若くして逝った友人のことを思えば、その種の設定に「夢」
  というか、ある種の憧憬を感じなくはないが、
  ここまで「手法」が同じだと、いいかげん食傷ぎみ、
  「うんざり」という思いがしてしまう。
  違った手法での「再会」がないものだろうか。
  違うかたちで夢を見せて欲しいと思う。

「親切なクムジャさん」 (劇場)
  NHKTVで話題の「チャングムの誓い」で美しいヒロインを
  演じている、イ・ヨンエが、自身そのイメージを
  払拭したかったと言うだけあるほどの、正反対の
  冷徹な復讐魔の役を演じている。
  スゴミのある演技で立派だが、作品が暗く悲しい内容
  なのであまり推薦しようとは思わない。
  映像もシュール、というか、かなり凝っていて
  現代と過去が行き来したり、その展開のスピードも速い
  ので、見ていて相当戸惑うのだ。
  ただ、韓国人の監督は才能あるな、という感じは伝わって
  くる。独特な印象を受ける映画だ。

「北の零年」 (DVD)
  行定監督の映像と、大島ミチルさんの音楽が雄大で
  素晴らしい!
  大島さんは本当に才能のある素晴らしい作曲家だ。
  ストーリーは後半が「えっ?」という感じで驚く。
  ちょっとあの展開はついていけない。あんなのありかなあ。

「ALWAYS 三丁目の夕日」 (劇場)
  素晴らしいかった。当初、懐古趣味的な映画かなあと思って
  積極的に見たいと思わなかったのだが、評判が良いに違わず、
  良い映画だった。
  「子供が主役であった時代」が見事に描かれていた。
  2人の男の子の子役がうまいし、堀北真希さんがいい。
  「パッチギ」やTV「1リットルの涙」の沢尻エリカとともに
  10代女優収穫の年であったと言える。
  終わりに近づくと、周りのあちらこちらから鼻水を
  すすりあげる音が聞こえ、
  「今みんな泣いているのが判る映画」というのも
  珍しいかもしれない。

「Mr.&Mrs.スミス」 (劇場)
  内容はたわいもないものだけど、とにかく、
  ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの美男美女が
  カッコイイ。
  こういう映画は残念ながら日本人にはできないなあ、と、
  ため息が出る。
  特にアンジェリーナがイカス女そのもの。
  演技以前に魅せられてしまう。

「男たちの大和」 (劇場)
  日本人として見るべき映画。よくぞ作ってくれた、と
  感謝したい。終り近く、
  船の上から鈴木京香さんた3人が「大和」が沈んでいる海に
  向かって敬礼するシーンがいい。
  久石譲さんの音楽は今回は「いまいち」だなあ。
  エンディングで流れる長渕剛氏の
  「Close your eyes 」はエスプレッシーボが効いていて
  とてもいい。その際、今までの映像が流れるので、
  当然、観客は一人として立たず、最後まで座っているし、
  多くは泣いているのがわかる、というのは
  「三丁目の夕日」と同様だ。

「樹の海」 (DVD)
  文字通り、富士の樹海を指す。オムニバス的な構成だが、
  自然なつながり感はある。人は恐らく1度か何度か、
  「暗部への思考」がよぎる瞬間を抱いたことがあるだろう。
  言うまでもなく人間は最終的には1人という存在だけれど、
  それでも思いもかけないところで、あるいは思っても
  いなかった人とつながっている瞬間を知ることが
  あるのは多くの人はまた経験していることでは
  ないだろうか。
  この映画は、テーマ自体は「重く暗い」ものだが、
  底辺に「それでも生きていこう」という優しいメッセージが
  在るのがいい。
  特別にお薦めはしないまでも佳作だと思うし、
  井川遥ファンは当然見るべきだ。
  アコースティックギターが良い効果を出している。
  また、昔、「赤い風船」というグループが歌った
  「遠い世界」が音楽としての底流として在るが、
  リメークしている女性歌手の歌いかたはいただけない。
  最近、リメークが多いし、成功している場合も
  無いことないが、多くは「思い違い」の歌いかたが多く、
  ガッカリすることが多い。
  結局、その歌い手と曲との間で、本心からの
  自分の人生との重ね合わせができていないから
  なのだろう。
  単なる技術(それも未熟で魅力の無い)で歌うと
  そういうことになる。

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